家曜日~うちようび~
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新型コロナウイルスが国内で猛威をふるい始めた時期のこと。 国策として小三の長女の小学校が休校になったのに合わせて、うちは次女も保育園を休園させました。 また、妻も比較的シフトの融通が利くパートを休み、子供達の世話をすることにしました。 先行きが見えぬとは言うものの、恐らくは短期決戦で終息するであろう。 多少の無理は承知の上で、出来る限りの感染防止策を講じようではないか。 というのが差し当たっての我が家の方針でした。 今思えば、その頃から、遥か遠くにボンヤリと光が見えていたのです。 今週明けから立て続けに、仕事でとても大きなトラブルが三件続きました。 直接的には、部下や協力会社の失敗なのですが、 最終的には、管理者である僕の大失敗として、僕はその対応に追われていました。 そもそも僕は人間の型式として、プレッシャーやストレスを感じにくい機種らしく。 どんな過酷な状況下にあっても、鼻歌まじり鼻クソほじりで、淡々と業務を処理していく僕の姿を見て、 いつも周りからは「強いっすね」「人としてありえないっすね」「てかマジきしょいっすね」 などと散々な称賛をされてきたし、 自分としても、心の強さには自信があったし、単純に自慢でもあった。 んが、今週は、違った。 なんだか、心の調子が変なのである。 いつもの僕なら、数分・数秒で切り替えが利く、感情のコントロールが上手く出来ない。 ずーーーっとイライラしているのである。 また同時に、ドキドキして不安なのである。 心が、重いのである。 新型コロナウイルスが猛威をふるい始めた頃、遠くに見たボンヤリとした光は、 この時、確実に視界に入っていました。 あの光は、決して希望の光なんかじゃない。 あの光は、深海にボンヤリ浮かぶチョウチンアンコウの光。 見ちゃいけない!近づいちゃいけない!危険だ!と分っていても、 ついつい小魚が引き寄せられ呑み込まれてしまう、不思議な光。 ははーん、あれかあ、あれが世に言う「憂鬱」ってやつだな。 このところ、夫婦の間も、ギスギスしていた。 僕が、ずーーーーっと不機嫌だからだ。 このまま、あの光を凝視し続けてはいけない。 まだ遠い。まだ間に合う。一刻も早く進行方向を変えたい。 ちゅーわけで、妻に正直に打ち明けました。 これまで、腹が減った、腰が痛い、足が臭い、今日も無慈悲に毛が抜けた、 など、体についての相談は、逐一報告してきた僕ですが、 妻に、心の相談をするのは、初めてのことでした。 でさ。 正直に話したら、すーーっと楽になりました。 てか、話半分ですっきり解消。心に決着っすわ。 途中から、なんだか馬鹿々々しくなっちゃいましたからね。 「相談」って、マジすげーって思いました。ははは 今回なぜ心の調子が変になっちゃったのか? もう自分なりの分析結果は出てるっす。 僕はこれまで「ルーティーン」というものに依存する人があまり好きではなかったのですが、 結局のところ僕も知らず知らずに「家庭内のルーティーン」に依存しきっている人間だったらしく、 ルーティーンをもってして、多くのプレッシャーやストレスを解消していたようなのである。 それは、とてもささいなコトなのです。 どれだけのトラブルを突き付けられても、 家に帰って、先ずは冷たい焼酎の水割りを呑めば大丈夫。 どれだけのプレッシャーを前にしても、 子供達が楽しそうに学校の話をするのを聞きながら晩飯を喰ったら上機嫌。 どれだけのストレスを抱えようが、 平凡な日常が規則的に繰り返されるこの家に帰って来さえすれば、自分は無敵だ。 そうやって無意識に自己暗示をかけていた。 それぐらい、僕にとって「家」というものは、絶対だったらしい。 その「絶対」が、この新型コロナウイルスの襲来で、ぐわんぐわん揺さぶられはじめた。 帰宅したら酒を呑む前に手を洗って、服を全部洗濯機に入れて、風呂に直行して。 子供達は学校へ行けず、いよいよストレスの前兆が表面に出はじめ。 マスクやトイレロールのように、これまでの「あたり前」が、突如として「特別」になる日常。 などなど。 本当に、ささいな原因の積み重ね。 ん~なことが原因かと、鼻で笑われてしまいそうなほど、ささいな。 妻に相談した時、 僕の告白を聞き終えた妻の第一声は、 えーー!あんたがそんな腰抜けだと、あたしら、ちょー困るんですけどー! でした。 ・・・なんて正直な女だろう。ははは。 僕は新型コロナウイルスが原因で心の調子を崩しているので、 妻は今後コロナの話は極力避けるだろう、それが人の道ってもんだろう、と思ったのですが、 逆にその直後に、コロナの話を延々一時間ぐらいされました。容赦なしでした。 コロナは、適正な対策をすれば、いかにもろいウイルスであるか。 という建設的な内容でしたが、総じてただの説教でした。 その後突然何を思ったか、 おい、あんた、ちょ、来い、ちょ、来いってば。 と、僕をソファーに座らせ、ハグしました。 んーか、んーか、んーだったのか。 と、言いながら、頭なでなで攻撃もありました。 一刻も早くこの場を抜け出したいと思いましたが、しばらく身を委ねたりもしました。ははは。 ちなみに、その日から、寝る時間になると必ず、 お~い、大丈夫か?添い寝したろか? と訊いてきます。まったく敵わん。 てゆーか、これまで、自分は妖怪だ、もののけの類だ、と疑わずに生きてきましたが、 なーんだ、僕もふつーの人間でした。心、ありました。よかったよかった。 それを証明してくれる有難い出来事でしたので、忘れないようここに記録しておきますね。 ちゅーわけで、我が家はこの件を期に、 新型コロナウイルス対策を、短期決戦から長期籠城戦の陣営に変えます。 コロナの感染を避けるが故に、心の病にかかっていては、意味がねーっつーの。 これまで通り入念な対策は講じつつ、徐々に平凡な日常を掴み取りに行くぞ。 この毎日は、もう非日常ではないのだ。 コロナウイルスと共存する生活を、日常とするのだ。 その第一歩として、昨日は久々にモリコロパークに行ってきたぞ。 写真の花々はその時撮影したモノっす。 やっばい、春、すっかり忘れとったがや。 にほんブログ村 ↑ポチッと一枚!
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Q輔=天気雨男。本日も晴天のどしゃぶりなり。U子=ご飯をとても美味しそうに食べる人。
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