家曜日~うちようび~
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新型コロナウイルスの第一波が終息しかけた頃、 麻生太郎財務相が、日本での新型コロナウイルスによる死者が欧米に比べて少ない理由について、 「民度が違う」と発言したことについて、賛否両論が巻き起こった。 賛否の「ぴ」の方は、まあ大方文句ばぁ~っか言っとりたい輩の、取るに足らん雑言だったが、 賛成意見の中にも「たしかに日本人の民度は高い、しかしその内訳に政治家は含まれない」 というシビアな意見が多かった。 第一波を最小限に食い止めることができたのは、これ全て国民の力だ。 政府は何もしていない。むしろ無駄な事ばかりして国民の足を引っ張っていただけ。 これまでも日本と言う国は、いつだって政治はダメで、首相は馬鹿ばかりであったが、 民度の高い国民の力で、いかなる国難をも乗り切ってきた稀有な国である。 という意見だ。 本当にそうだろうか? 日本国誕生以来、奇跡的にいつも政治はダメ、トップは馬鹿であったが、 奇跡的にいつの時代も国民のみ優秀で、奇跡的に国民の知性と努力で発展してきた奇跡の国家。 本当にそう思っているのなら、いやはや、なかなか・・・。 僕は、この地上にそんなユートピアは存在しないと思う。 国家に限らず、スポーツチームであれ、町内であれ、企業であれ、地方公共団体であれ、 トップがダメなら、遅かれ早かれ、そのコミュニティは確実に崩壊する。 これはあらゆる歴史が物語っている歴然とした事実だ。 選手や社員や国民だけの力で維持しています!なんて妄想だ。あり得ない。 何が何でも現行の政権を認めたくない気持ちも分らんでもないが、 問題点は問題点、良い点は良い点、そこはフェアに評価するべきだ。 さもなくば、思考はネジくれるばかり。本来辿り着けるはずの簡単な答えにも、辿り着けない。 第一波を最小限に抑えられたのは、 国民もがんばったし、 安倍総理を中心とした日本の政治家もがんばったからだ。 このシンプルな事実さえ認められない、認めたくないってのは、いやはや、なかなか・・・。 そもそも、みなさんは、この国の歴史を振り返ってみて、 「ああ、あの人のあの政権は素晴らしかった!」 と全国民が称賛するだろうと断言出来る時代はありますか? それはいつですか? 小泉さんの時? 中曽根さんの時? 田中角栄? 吉田茂? 伊藤博文? 結局のところ、全国民が称賛する時代など、ありはしないのである。 モノゴトには二面性があるのは必須。表と裏。水と油。賛成と反対。 文句ばぁ~っか言っとるヤツは、いつの時代も一定数存在する。 それだけのことだ。 ちなみに、僕は会社では、もっぱら反体制です。 僕は会議で、よく社長と対立します。 真っ向から意見出来るのが、僕ともう一人の部長ぐらいなので、 立場的に社員の総意を託され、会社のトップと喧々諤々とやり合うわけです。 社長は自分の方針を押し通すことがほとんどですが、まれに僕の意見を採用する場合もあります。 ここまでは反体制ですが、僕は長い会議の末、不本意ながら「社長の方針」が採用されたその瞬間から、 先ほどまで真っ向から社長の方針に反対していた自分を一転させ、 社長の方針を、迅速かつ精巧に遂行する実務者に豹変します。 自分が気に入らない方針だからといって、絶対に手を抜いたり足を引っ張ったりしません。 会社の方針として決定した以上は、成功させるために誰よりも最善を尽くします。 僕の仕事の流儀です。 まったく、時々後ろから、思いっきり頭小突いたろかしらんと思う存在ですが、 トップが馬鹿なら、漏れなく会社は潰れます。 僕がおまんまを喰えているのは、社長のおかげ。 何だかんだ言って師ですし、僕は社長を尊敬しています。 さて。 我が国のトップが辞任を表明しましたね。 みなさんの、お望みどおり。 万々歳ですね。 安倍総理、お疲れ様でした。 東京オリンピック、成功させたかったですね。 コロナさえなければ・・・悔やまれます。 我々が総理から布マスクをいただいた頃に、 同じ自民党員ですら着用しないそのマスクを、 メディアや一部の国民から散々馬鹿にされながらも着用し続けた、 総理のお姿を、僕は一生忘れません。 あれは、かっこよかったなあ。 指導者のひとつの在り方を、学びました。 重ねて、お疲れ様でした。 今後は、どうかご自愛ください。 にほんブログ村 ↑ポチッと一枚!
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Q輔とU子
Q輔=天気雨男。本日も晴天のどしゃぶりなり。U子=ご飯をとても美味しそうに食べる人。
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