2021/01/18(月)07:22
三匹が頑なに守り抜いたその「理想のかたまり」は。
だからね。モモちゃん。
パパは思うんだ。
僕たち、家族は、
たとえ、死に別れてしまっても、
また、必ず生まれ変わって、
きっと、必ず、また巡り会えるんだよ。
これまでだって、きっとそうだったんだよ。
モモちゃんに出会った時の、
あの「不思議な懐かしさ」は、
きっとそういうことなんだよ。
僕たちは、これまでも、これからも、
何度も何度も、生まれ変わって、巡り会って、
永遠に、家族を、繰り返すんだよ。
三年前のちょうど今頃、こんな日記を書いた。
モモがいなくなって、もう三年かあ。はええ。
モモと妻と僕、三匹で過ごした16年という月日は。
そのどの瞬間も、誰に恥じることなく。
そのどの思い出も、誰にも汚されたくない。
僕にとっては、そんな栄光の日々なのです。
それは、途中でズカズカと割り込んで来た、娘っち達も同様で。
モモと妻と僕、三匹が頑なに守り抜いたその「理想のかたまり」は。
そう簡単にオメエらごときにゃあ分けてやらないぞぃ。
みたいな、ちょっと意地悪な感情さえ沸いたりする。
娘っち達には、この二代目と、そして妻と、そんな関係を築いて行って欲しい。
子供たちの番でいい。
僕は正直、少し離れて見ていたい。
思い出すよ。
君の、あのいつも困ったような顔、鳴き声、臭い、温もり。
今でも、ありありと思い出す。
目、鼻、口、舌、毛、爪、肉球、手、足、シッポ。
生々しく、よみがえる。
うっかり忘れていた方向で。
おーい、なんて君を呼べば。
まだ認めない方向で。
仕事帰りの玄関先で君の名を呼べば。
今日だってあの扉の向こうから。
君がかけてきてくれる。
そんな気がしてならないよ。
君は今、どこにいるの?
はやく近くに来て下さい。
ダメだこりゃ。
会いたい。
抱きしめたい。
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