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家曜日~うちようび~

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2021.04.11
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僕のとある知人女性に、お孫さんが生まれた。

その女性は僕より三歳年上で、今年五十歳になる。

はやっ!

その報告を聴いた時、感覚だけで一瞬そう面食らったが、

よくよく考えたら、いたって自然な計算が成り立つ。

その女性が二十代前半で出産し、その子が二十代前半で出産すればそうなる。

知人のご両親は、まだ七十代前半という若さで、ひ孫の顔を拝めるという。嬉しいだろうなあ。

知人は、若くして離婚をして、女手ひとつで娘二人を育て上げ、いろいろと大変だったと思うが、

はやくに子育てを済ませているので、現在は悠々自適な毎日を送り、孫まで授かるに至っている。

兎にも角にも、おめでとうございます。

さて、僕はといえば、長女を授かったのは、三十五を過ぎてから。

次女にいたっては、四十の時。

仮に次女が大学に進学したとすると、卒業する時、僕は六十を過ぎている。

孫?
・・・なっげえ。
いやはや、健康って財産だなあ。僕の健康、イコール現金だ。あははは。

僕等ぐらいの歳になると、ぼちぼち同世代各個人の健康状態に大きな差が出始めるっすね。

心身の何かしらの不調で、働きたくても働けないという人の噂を耳にすることしばしばっす。

もうこうなってくると、最終的には健康こそが、持って生まれた才能ってやつではないかとすら思える。

もちろん才能は努力ありきですが。

ちなみに、僕がもっと早くに子供を授かりたかったかというと、うんにゃ、そうでもない。

まあ、すべては結果論で、今だから言えるし、

幸いにして子を授かったから言えることではあるのだが。

僕は、ある程度人生経験を重ねた上で子を授かることが出来たことは、本当に有難かったと思っている。

妻はどう思っているか分かんねーから、あんま勝手なこと言えねーんだけども。

んーでも仮に、妻と結婚する前や、結婚して間もない時期の、

あの精神状態の極めて未熟な頃の自分に子供があったとして、

僕が人並みの子育てや労働をし、妻の望む給料を家庭にパス出来たかというと、

うーーーーむ、我ながら、いささか怪しい。あはははは。

あと、同じく今だから言えるが、

正直「毒親の連鎖」っちゅうのも、個人的にはすんげー気にした。

自分に潜む、いらない血、壊れた血、ダメな血が、怖かった。

自分の子を自分は愛せないのではないか?という不安があった。

今では笑い話だが。分かる人には分かると思う。

僕たちは、なかなか子供を授からなかったが、

その十年に及ぶ妻との二人きりの生活のなかで、

この心は、かろうじて成人した。

夫婦二人であったので、家庭を顧みず、馬鹿みたいに働くことも可能で、

子供が生まれた時には、金銭にさほど苦労は無かった。

あの日々のおかげ。

あの日々よ、ありがとう。

この世のあらゆる問いは、必然的に解に向かう。

すべてのコトガラは、あるべくしてそこに立っている。

そういうことです。


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最終更新日  2021.04.11 16:20:18
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