僕って、ラジオっ子だったんだなあ。
「トランジスタ」つっても、今の子は何のこっちゃ分らんのかな。懐かしいなあ、ラジオ。今、ラジオ界はどうなっているのだろう。ナイナイの岡村とか、がんばってるみたいだけど。忘れもしない。初めてオールナイトニッポンを聴いたのは、中学生の時。木曜日のビートたけしのオールナイトニッポンを聴こうと、深夜一時までがんばって起きたのに、いざ放送が始まると、何故か大竹まことがしゃべっていた。ははは。よく考えたら、その時期ビートたけしは、フライデー襲撃事件の後で謹慎中だったのだ。「ピンチヒッター大竹まことのオールナイトニッポン!」なんて叫んでた。時代だねえ。当時僕が熱心に聴いていたANNパーソナリティーのラインナップは、憶えている限り以下の通り。【月曜日】中島みゆき デーモン小暮 大槻ケンヂ(第二部) 辻仁成 【火曜日】とんねるず【水曜日】小泉今日子【木曜日】ビートたけし【金曜日】サンプラザ中野 鴻上尚史【土曜日】ABブラザーズ 圭修 松任谷由実(第二部) 田中義剛うおおお、懐かしい。上柳昌彦の「ぽっぷん王国」とかも、好きだったなあ。あと、南野陽子の「なんのこれしき」とか、よく聴いた。当時の中学生男子で聴いてねえ奴、いなかったんじゃねーかなあ、ナンノちゃん。当時は、チェッカーズの「涙のリクエスト」みたいな世界が、現実にあったぜ。リスナーがDJにハガキで悩みを相談し、最後にリクエスト曲をかけてもらうなんてのが本当にあったのさ。月曜二部のエコーズの辻仁成(現作家)なんか、生放送にこだわって、がんばってたなあ。ラジオを掛け布団で覆って、親に聴こえないようにしながら、朝五時まで寝床で聴いたもんだ。今じゃあ、すっかり聴かなくなっちまったぜい、ラジオ。壊れかけのレディオ&壊れかけの中年。なんかさ。当時は、まるで自覚してなかったんだけど。僕って、ラジオっ子だったんだなあ。にほんブログ村↑ポチッと一枚!