こにゃにゃちは。
今日と明日は、Q輔が書きますよ。
あ、さて。
やたら首を傾げる人が苦手です。
あれさ~、結構多くの大人が無意識にやってるけど、悪い癖だと思うよ。
僕はプライベートで友人と飛べる人は、広義に捉えても、かろうじて妻がそれに該当する程度に、実に交友関係に乏しい男であるので、この場合の「やたら首を傾げる人」とは、主に仕事で接する人のことを指すのだけれど。
こちらが何かを説明している最中、説明が終わった突端、無言で首を傾げられるとね、やっぱ、なんちゅーか、説明をしている方はやり切れんね。日々精進だと自分を戒めつつも、正直言ってゲンナリする。
「ああ、私という人間はどうしてこう理解力の無い人間なのだろう」と自分自身の愚かさに首を傾げているのであれば、それはもう筋が違えるほど傾げっからかして頂ければ結構なのだが、まあ、十中八九このタイプの人は、相手の説明力であったり語彙力を疑っていますね。
この手のタイプがさらに面倒なのは、逆に自分が誰かに何かを説明する立場になると、今度は自分が説明をしている相手に対して首を傾げるのね。「まったく私がこれだけ丁寧に説明しているのに、なんて理解力がないのだろう」というアピールなのかね。
説明をされる立場では、相手の説明力に首を傾げ、
説明をする立場となると、相手の理解力に首を傾げる。
相手が誰であれ、議題が何であれ、首を傾げている。
……ね、そういうことです。申し訳ありませんが、そういうことなのです。
言わずのがなのことであるが「自分は頭が良い」と根拠なき自信を持っている人にこのタイプは多いな。
己の理解力や説明力を少しは疑ってみるという簡単な選択肢がないのだ。だから無意識に相手に首を傾げてしまう。
僕だって何かに疑問を感じた時に、首を傾げる仕草をしている自分に気付くときはありますよ。
但し、人前ではやらないように注意しています。あれ程の「静かなるマウント」は無いと思っているから。
世の中には、何かに疑問を感じた時に、無意識に首を傾げる仕草をする人はいますが、何かを理解しようと真剣に考えている人に、首を傾げている人はいません。相手の説明を何とかして理解しようと努力している人に、首を傾げている人はいません。速やかに答えを導き出そうとしている人は、いつまでも流暢に首なんぞ傾げていないのです。
首を傾げている状態とは、実はその時点では一切の思考をしていない状態。一見してさも何かを考えているように見えますが、ふたを開けてみれば完全なる思考停止状態。ただもう呆けたように「分からない。分からない」と滞っている状態。
要するに「首を傾げている人」は、モノゴトを懸命に理解しようという努力に踏み込むのが、他の者より首を傾げているタイム分、だらだらと遅いのです。
頭が良いとか、悪いとかの問題ではないのです。
相手の説明を速やかに理解しようという努力に踏み込んでいるか、否かが問題なのです。
だから僕はやたら首を傾げる人が、どうしても苦手です。
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