2021/09/10(金)03:51
飼育水の事について参考にしました~水カビ病予防&治療の為に。
今、現在同居しておりますニホンイシガメ達の紹介と様子について書き綴ってきましたけど、今回はちょっとマジメなお話などを。
過去、ミドリガメから始まりクサガメ、ミシシッピーニオイガメ、そしてニホンイシガメと水棲種ばかり飼育してきましたがニホンイシガメ程、水カビ病にかかりやすい種類はないなぁ・・と感じております。
クサガメが三匹いた時に一番サイズの小さい子の尻尾が多分、水カビ病に罹患していたと思います。
「思います」と・・ちょっと曖昧な言い方になってしまいましたが理由がありまして。
と言うのは、他の子達に尻尾の先端を噛み切られていたのをそのまま放置していたのですね。
その時は特に出血もなかったので、カメが尻尾をかじられるというのも特に珍しい話でもないと思っていたので軽く見てたのですが、気がつけば尻尾の先端から白い肉が見えるようになり、血が滲んでるのを確認した時は正直焦りました:(;゙゚'ω゚'):
とりあえず、出血した部分は消毒液を使いつつ出血が止まるまで様子を見た訳ですけどしばらく続けていましたら、一応何とかなりました。ただし、尻尾の半分は失った形ですけどその後7年以上は生きてくれましたからね。
もしかしたら水カビ病・・ではなく、単に雑菌が入って化膿しただけかも知れませんけどね。
まぁ、それはともかく「水カビ病」です。
ニホンイシガメを飼育しはじめて経験として理解しましたが、特に水カビ病に罹患しやすい種類だな、と。
σ(・ω・*)のこのブログの過去記事を見直してみても2016年から水カビ病に悩まされ、そして昨年から再度のニホンイシガメの飼育に再チャレンジしはじめてからも一度、水カビ病に罹患した「尾曲くん」の治療も経験しましたので、飼い主の経験値も上がってきたかな?と自分勝手に思っております。
で、そこで参考にしたのがコチラの動画です。UP主はニホンイシガメのブリーダーさんとの事で、「餅は餅屋に聞け」の格言通り大変参考になりましたのでこの場を借りて紹介しておきます。
この動画を見たのは尾曲くんの水カビ病治療もだいぶ進んだ時点でした。たまたまYou Tubeで発見したのですが、流石はブリーダーさんといったところで随分と参考になりました。
一番参考になったのはイソジンを飼育水に溶かしてしまい、水自体を消毒してしまうという点。この発想は正直なかったので驚いています。
動画の解説でUP主も仰ってますが「イソジンは飲んでも人体に害はないので、カメが飲んでも問題はない」というのは一つ学びましたね。
ただし、口や鼻から直接体内に入った場合はNGとの事。
σ(・ω・*)も今年からは水換えの際にはイソジンを二振り程度を投入し、よくかき混ぜた状態の水を使用するようにしたところ、今の所水カビ病に罹患することなく過ごせています。後は、糞など見つかればスポイトで吸い上げてできるだけ飼育水を清潔な状態になるように心がけています。
水中フィルターも一応設置してますが、それだけだと限度もありますしね。
後、飼育水はカルキ抜きをしていないただの水道水の方が水カビ病にはなりにくいというのは、新たな発見でしたね。
まぁ、飼育水にイソジンを軽く混ぜておいても問題なしという話と似たようなもので、考えてみればカルキや塩素などを使用して浄化された水を毎日、人間が飲んでいたって健康被害はない訳です。
UP主さん曰くですが、井戸水とか湧き水などを使う方が水カビ病の罹患率が高くなる、との事で今まで聞きかじってきた情報は何だったのか?と思わざるを得ないです。
--------------- 今日の掘り出し物 ---------------
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UP主さん曰く、水カビ病以外の病気の事についても共通して言えることですが飼料以外にも色んな種類の食べ物を食わせる事で栄養バランスを良くすることも病気にかかりにくくなる、との事です。
カメは偏食しやすい動物として知られてますが、この辺りもちょっと人間臭くていいですね(笑)
グラスホッパーの名称の通り、中身は乾燥させたバッタですがσ(・ω・*)自身もイナゴの佃煮は「スタミナ食」と称して時々食べるので、これをホムセンの店頭で見かけた時は即購入してみました。
バッタのタンパク質は元よりカルシウムを含む天然のミネラル類の補給にはいい餌になります。
最近はカメプロス+乾燥エビ、カメプロス+乾燥バッタ、カメプロス+干魚・・のような感じで人工飼料に何か一品つける事で栄養バランスがよくなるように心がけています。