カテゴリ:息子の話
息子が主人と一緒に床屋さんに行った。
いつもは主人が切ってくれている。 あまりに伸びてしまって、手がつけられない時は私と一緒に 美容室へ。 でも、男の子なんだからパパと一緒に床屋さんに行って欲しい。 主人がいつも行っている床屋さんは、聞くところによると かなり頑固一徹のおっちゃんが店主さん。 初めてのお客さんは相手にしないし、常に強気らしい(笑) 髪型をあまりゴチャゴチャ言うと怒鳴られるとか……おいおい。 お店が主人の実家の近くなので、とりあえず息子を実家に預け まずは自分が先に行ったそうだ。 そこで「息子も切ってもらえる?」と聞くと 「普通なら子供は切らないけど、いいよ」と承諾をいただいた。 でも、うちの息子……どっちかと言うと口達者な性格。 なんだ、かんだ、ゴチャゴチャ言って、床屋さんのおっちゃんの 逆鱗に触れるのではないかと、主人は内心ヒヤヒヤだったらしい。 息子を床屋さんに連れて行き、自分(主人)の姿が見えてしまうと 息子が甘えて駄々をこねるかも、と身を潜めていた主人。 会話だけは耳をダンボにして聞いていた。 おっちゃん「ぼく、下向いてくれるかい?」 息子 「……」 どうやらおっちゃんのオーラに気圧されて、駄々をこねるどころでは なく、言葉さえ出てこない様子である(笑) おっちゃん「下の……この辺、見てくれ」 息子 「……」 おっちゃん「……おいっ、息子!」 下手にでてくれていたおっちゃんだが、あまりの息子の無反応ぶりに キレたようだ(爆笑) こんな感じで、最後まで息子はほとんど口を開くことなく、散髪は 終わったのだそうだ。 おっちゃんは「おとなしくていい子だ」と褒めて下さったらしい。 更に息子の頭の形はカットが難しいらしく、おっちゃんのプロ意識に 火をつけてしまったのか、散髪が終わった後でも、ハサミを持ち出して 立っている息子の横にひざまずいて髪型を気にして下さったとか。 おっちゃん「俺がひざまずくなんて、まずないぞっ」 と言いながら(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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