おまつり広場

幼稚園が始まりました。
息子も今日から年長さんです。

私は子供の頃から遠足など特別な日は早く目が覚めてしまうのですが、
今回も「寝過ごしちゃいけない」と思っていたせいか、お弁当のある日より
早く起きてしまいました。
それは息子も同様だったようで……ひとりで起きてきて

息子「どうして起こしてくれないのぉ～」
私　「だってまだ起きる時間じゃないもん」
息子「……」

朝食も済んで、幼稚園の支度もＯＫで……まだまだ登園時間になりません(^^;)
とにかく早く行きたかったらしく「まだぁ？」を何回か繰り返した後
少し早いけど、行こうか、と家を出ました。

息子の幼稚園は年長さんだけ２階の教室になります。
そこで階段のすぐ横が年長さんの下駄箱……（いや、今は）靴箱（かな）です。
ちょうど園バスが到着したので、靴箱にはたくさんの園児さんがいました。
みんな新しいクラスの靴箱を探し、次に自分の名前を探しています。
息子の周りにも同じ色の名札をつけた（＝クラスメイト）の子達が靴を履き替えて
いました。

名札で名前がわかるので、とりあえず名前を呼んで「おはよう」と声を
かけてみました。
人なつこい子は色々と自己紹介をしてくれました。
その間に息子も上履きに履き替えたので、「（教室まで）行こうか」と言うと
まだ名前も覚えていないクラスメイトの子達が

「僕たち、行かれるよ」
「うん、大丈夫」

と口々に……つられて（？）息子も

「じゃ、みんなで行こうよ。ママは帰っていいよ～。ばいばーい」

え゛……。

確か基本的に教室まで付いていかなくちゃいけないんじゃなかったっけ？
そりゃぁ、年長さんはいちいち靴を脱がなくちゃいけないから、付いていかない
ママさんも多いけど、それだっていきなり初日からという人はいない……と思う。

うう～、年少さんで入園した時は１学期のほとんど、私と別れられなくて
朝は教室前で泣いてたじゃんかーっ。

という寂しさと、やっぱり新しいお教室を覗いてみたい好奇心があったので
たまたま通りかかった新担任の先生に

「（付いて行かなくて）いいんですか？」

とうかがったら

「Ａっくん（息子）が大丈夫ならいいですよ」

と……ちぇっ。

こうして新学期初日、私は肩すかしをくらい、早々に幼稚園から帰ってきたのでした。