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2007/02/05
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テーマ:愛しき人へ(908)
カテゴリ:ふと、思うこと

週末、私は仕事が終わらせられず、
一人部屋に籠って作業していました。

‥‥ちなみにダンナも息子らも、私の実家に外泊。
子供達は前々から予定されていたババんちツアーを
楽しみにしていたので仕方ありません。

私1人、寂しくお留守番です。

よくよく考えてみると、
子どもらが私から離れて長い時間を過ごすのは
生まれて初めての経験かもしれません。

夜になり、作業の手を止め、
夕飯を作って食べることにしました。

さて食べようか、と何気なくTVのスイッチを入れたら
偶然かかってしまったのがこの番組‥‥


母子病棟~密着478日!!壮絶なる愛と涙の記録


途中から観たので、
急性リンパ性白血病の満田丈一郎くん(8歳)の記録からでした。


TV放映される闘病ドキュメンタリーの多くは
快復される患者さんの記録‥‥とばかり思い込んでいた私は
脳天を打ち砕かれる様な衝撃を受けてしまいました。


今だ、私は立ち直れずにいます。
今こうやって文章にするだけでも目頭が熱くなってきます。


丈一郎くんはお母さんと妹と3人家族‥‥
お父さんとは離婚していて不在ですがお母さんの頑張りもあり、
家族仲良く、素敵な家庭を築き上げてきました。

そして丈一郎くん‥‥
とても思いやりがあり素直でかわいくて
人間的にみてもとても魅力のあるお子さんでした。

それが突然の発病‥‥闘病生活‥‥
その中での希望の光‥‥骨髄移植に掛ける日々‥‥。
けれど寸前のところでドナー側の不都合により延期‥‥

そして願いが叶い、移植手術成功。
‥‥しかし、壮絶な闘病生活はそれからなのでした。
拒絶反応と副作用に苦しむ日々が続きます。

4ヶ月にも渡る絶食‥‥ピークに達した時、
わずが8歳の子は「食べたい、食べさせろ‥」と泣いてせがみます。
「わんわんのごはんでもいいから食べたい。」涙ながらに懇願します。
‥‥でも一頻り悪態をついた後は、
「じょうくん、がんばる。」と言って、ぐっと我慢するのです。

丈一郎くんの苦しみはいつまで続くのだろうか‥‥

全く持ってこの番組の予備知識がなかった私は、
もうそろそろ快復に向かうのかな、と少し安心しながら観ておりました。
と言うより、どの母の思いも同じ‥‥
必ず直る、と信じていたかったのかもしれません。

しかし、それが虚しい願いであることが、次第に見えてきました。

白血病再々発‥‥余命宣告を受けてまもなく、
下血による出血死‥‥。


後になって思えば、
丈一郎くんの発した言葉の数々が、宝石のように輝いていたのは
残される家族への贈り物だった為かもしれません。

病棟にお見舞いにきた妹とのお別れの時のこと。
「泣かないで、はるちゃん。泣かないで。
はるちゃんは大きくなったら赤ちゃん生むんだから。」
悲しみの為顔を合わすことも出来ない妹を、
自分の方が泣きじゃくりながらなだめる兄‥‥
わずか8歳の子の、その言葉の背景にはどんな思いがあったのでしょう‥‥。

「お母さん、笑って。笑って。」
「はるちゃんにやさしくしてあげてね。」

他にも沢山、沢山、あるんです。

携帯の動画メールに残された言葉、
「お母さん、はるちゃん、愛してるよ。」
‥‥今だ胸を締め付けます。


とにかく私は、
近しい人が亡くなったくらいの衝撃を受けてしまいました。
甥っ子の1人に、少し似ているところがあるからかも知れません。

なかなか立ち直れずにいるのは、
ついつい自分の子どもに重ねて考えてしまう為か、
日中、1人籠って黙々と作業する仕事内容のせいか、
なんなのかは分かりませんが、
ありがたくも私や私の家族、近しい人々は
色々ありながらも、今現在、健康に暮らさせてもらっています。


それはあたりまえのことではない。
‥‥奇跡的にシアワセなこと。


そして、
世の中の全てのことは食物連鎖のごとく、
繋がっている‥‥。


だから、その恩返しをしなくては、と思い、
この日、骨髄バンクのドナー登録をして来ました。

ドナー登録したからと言って、
ものすごい確率で適合しない限り、ドナーになれる訳ではないけれど、
骨髄移植はドナーにもリスクが伴うので覚悟が必要です。

アイバンク、腎臓バンクのドナー登録(*)をしたハタチの頃にも
考えてはみましたが、骨髄液採取は生体で行うもの‥‥
実際に不幸な事故もあり、正直怖くて登録出来ないでいました。
それ以前にアイバンク、腎臓バンクでさえ、当時親の猛反対にあい、
(強行突破してしまいましたが‥)それどころではなかったのです。

*現在、角膜や臓器はドナー登録の必要なし。
ドナーカードに記入して意思表示するだけです。


けれど、あの番組を観た後は、何かせずにはいられなく、
(‥と言うより、何かする事でこの悲しみから
救ってもらいたかったのかも知れません。)
思い切って献血ルームに足を運びました。


ドナーカード


誕生日の良い記念になりました。


丈一郎くん‥‥
きっと今頃天国で美味しいマグロ丼やお菓子を沢山食べているよね??
私もこれから日々を大切に、笑顔を忘れず、愛し、育んで行きてゆきます。



日本骨髄バンク
日本臓器移植ネットワーク





今年のバースディケーキ‥‥


苺パフェ


ハヤシフルーツの苺バスケット(パフェ)です。
ダンナが東横のれん街で買って来てくれました。

苺も大粒肉厚で、中が苺づくしの5層
(プリン2種、ムース、スポンジ、クリーム)になっていて
甘過ぎず、美味しくてホントおすすめです!

4人家族でも多いくらい‥‥
でもペロリ!でした。





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Last updated  2007/02/08 01:57:34 PM
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