2006/09/06(水)22:24
四十九日来世の生
送る言葉を、我がギルドの吟遊詩人にお願いしていました
今がその時かと思いますので此処に残します。 (焼けながら欠け 廻り続ける)
吐く息が熱を帯びていく
(舞い散り敷く花々と高い高い夏の空と)
加速していく彩
(微か絡んだ糸伝う)
燃えて糸掻き鳴らす、静の慟哭、衝動、傷、
したたかな証。
(欠けながら満ちていく)
閃光、白銀の刹那
(煌き零れ溢れ流れて とめどなく)
近き遥かとして知る 仰ぐ
一片の記憶
(それでも)
あわせ
願い、謳う。
焼けては
芽吹いていく。月。