デジタルクリエイター 時々 心理カウンセラー水咲の『目指せ! 隠居生活』

2021/09/15(水)12:00

自責思考と他責思考

メンタルヘルス(27)

皆さん、こんにちは! O&Mラボラトリーの水咲です。 本日もお忙しい中、足をお運びくださり誠に有難うございます! ゆるゆる~な感じのブログではございますが、宜しければ、のんびりしてってくださいね。 ”自責思考”と”他責思考”って言葉、聞いたことありますか? 自己啓発本などを良く読まれている人であれば、何度となく目にした言葉だと思います。 簡潔に説明しますと 自責思考……何か問題が起きた時、先ず、自分に落ち度はなかったかと、自分軸で考える 他責思考……何か問題が起きた時、相手に非があると考え、自分の非を疑うこともない 「こうなったのはお前らのせいだ」 大抵、逆切れするのは、後者のタイプですね。 そして、他責思考寄りの人が、全体的に多いんだそうです。 出どころ不明の情報がいとも簡単に拡散されてしまうのは、拡散されたことによって起こる問題を、他人事にしか考えてない結果だと思われます。 昔の私もそうでした。 仕事が思うように出来ないのも、心の病にかかるのも、貧乏なのも、パワハラにあうのも、全て ”誰か”のせい なんだと。 だから成長しない。 だって、自分が悪いと思ってないですからね。 極端な話、自分自身を変える必要なんてないと思ってるわけですよ。 変わるべきは相手だと。 実に短絡的です。 いい意味で言えば、ポジティブなのかも知れませんが、他責思考のポジティブさは、どこか無責任さに近い物を感じます。 実際、私、以前、”楽天的過ぎる”と忠告を受けたことがありまして。 かれこれ20年くらい前の話でしょうか。 陰でひっそり、ブチ切れたのは言うまでもありません(笑)。 一方、自責思考は、その場の環境を作り出しているのは、自分自身が選択した事柄が基準となっていると考えます。 よく”自責の念にかられる”みたいなフレーズがあるので、ネガティブな印象に受け取られがちですが、自責思考は、原因を自分基準で考えますが、それによって”過ちを咎める”わけではありません。 反省はしますよ? 原因自分論で考え、自分の影響の範囲内で出来ることはないか、前向きに新たな発想を生み出すことが出来るのが、本当の意味での自責思考です。 そして、それでも環境が変わらなければ、そこから離れる、という選択がとれるのも、この考え方の人。 自己啓発が流行り出してから、”にわか自責思考”の人、増えてるような気がしなくもないけど。 他責思考の人は新天地を目指すことを”逃げ”と捉えがちなので、相容れないと言えば相容れない関係かも知れませんが、どのような考え方であっても、お互いを尊重する事だけは忘れずにいたいものですね。 考え方の違いから掛け違えたボタンが元で生まれてしまう、悲しい事件が少しでもなくなりますように。 と言うことで本日の更新はここまで。 他責思考の人は、自分が変るのを極端に嫌がる傾向にあります。 私からすると、環境が変わることが何となく負けのような気がして、目に見えない物に必死にしがみついているように思えてならないのです。 いつも同じような過去の武勇伝を話していたり、マウント取りがちな人は、完全にこっちのタイプかと。 足元には、猫なで声を上げながら次の座を伺う者が? でも考えてみて下さい。 長い生命の進化の過程を辿れば、住む場所を追われ、逃げるように海を離れ陸地に上がった生き物たちがいます。 それって、世の負け組ですか? そのまま、勝てるとも分からない海の中で、熾烈な争いを繰り広げた結果、絶滅するものもいたはずです。 もちろん、海の中に留まって、そのまま今も暮らしている海洋生物たちがいます。 それこそが本当の勝ち組。 そう考えると人間って、そもそも遠いご先祖様が海で繁栄するのを諦め、陸地に上がった存在なんですから、今更、自分の地位やら名誉やらにしがみつく必要なんてないんですよ。 だって 海洋生物から見りゃ、ある意味、人間は負け組。(向こうはそう思って見てはいないでしょうけども(笑)) もしくは、陸地の方が良いことがあるかも知れないと、期待感を持って旅立ったのかもですが、いずれにせよ、その苦労を考えたら、今はまだ、マシだと思えやしませんか? 今のご時世 「明日から、肺呼吸禁止な。エラ呼吸で宜しく」 ってことには、さすがにならないと思うので(笑)。 極端な話をしてしまいましたが、新しい生活様式と言われるものを否定的に捉えるのではなく、自分で出来ることを探して行動して行けたら良いなと思っています。 自分で選択して行動を起こす。 何かしようと決めるのも、”何もしない”と決めるのも自分ですから。 ほぼ全ての事に於いて、最終的に決断を下すのは自分であることを忘れないで下さい。 それが、コロナ鬱から身を守るベストな方法ではないか、と個人的には思う、水咲研究員でありました。 それではまた、次回更新でお会いしましょう!

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