今日世界人口70億人 生き残る人類と死ぬ人類に分かれていく
国連の推計によると、世界の人口が31日、70億人に達するそうだ。(私のおつたえではすでに70億人を超えているのだが) 以下が地球の人口増を表すグラフ。 地球という限られた場所で、こんなバブリーなグラフがいつまでも続くわけがない。 マルサスの人口論によれば、 人口は、等比数列的に増大するが食糧は等差数列的にしか増大しない。 だからいずれ人口が多くなりすぎて、これを養えるだけの食糧がなくなり大幅な貧困が避けられなくなる。 以下は食糧の需要と供給、在庫のグラフ。 人口はどんどん増えるが、天変地異などで食料生産が順調に拡大する保証はない。いやたとえ順調に拡大したとしても、人口の増え方に食糧の増産がおいつかなくなる。 紫色の食糧の期末在庫率のグラフは1980年代後半より右肩下がりのトレンドとなっている。 今年の北アフリカに端を発した暴動と革命の動きは、その各国のエンゲル係数の高さ(収入における食費の高さ)と食糧価格の高騰が背景にあることが知られている。 まもなく食糧不足の時代がやってくる。 世界が食糧不足に見舞われるのは、来るか来ないかの問題ではなく、いつ来るかという問題だ。 生き残る人類と死ぬ人類に分かれていく。 地球を大切にする生き方をしていきたい。