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私自身は霊能者でも何でもないので、神さまを直接見たことがない。
何か特定の宗教を信仰しているわけではないが、仏陀もイエスもアマテラスも大好きで神社やお寺にお参りすることも少なくない。ヨーロッパでは教会に行き、そこで演奏されるレクイエムのあまりの美しさに涙を流したこともある。 「あなたの宗教は?」と聞かれたら「特にありません」と答えるしかないが、祝詞を覚え、般若心経を解釈し、イエスの言葉に打たれる。 私にとって神とは何か考えてみた。 よく見る番組にオーラの泉というのがあるのだが、そこで江原啓之さんがいろんな人の守護霊を霊視してメッセージを伝えている。私は江原さんが嘘をついているとは思えない。私にはそんなものは見えないがきっと存在するのだろうと思っている。 霊というのは何かというと、我々の存在から肉体を除いた状態だと思う。世の中には体脱できる人もいるそうだが、体脱して肉体にもどらなくった状態が霊だと思う。 だから霊は人間と何も変わらない、ただ肉体がないということを除いては。 それでいつか私が死んで肉体を離れて霊になったとしても、今と考えることは何も変わらない。 私も自分の子供がかわいい、力になってやりたいとも思う。けれど「お金ちょうだい」とか身勝手なことを言っていたら、何我がまま言ってやがるんだ勝手にしろと思うが、「いつもお父さんありがとう」なんて言われると「そうかぁ、こんどのクリスマスは何プレゼントしてやろうかな」と思う。 私が肉体を離れても、やはり考えることは同じで、守護霊となっても力になってやりたいと思うだろう。しかし墓参りにきて「どうかお金を儲けさせて下さい」なんて言われると「ふざけんな」と思うし、「お父さんここまで育ててくれてありがとう」などと感謝されると、ついホロッときて「よっしゃひと肌脱いだるか」と守護霊としてできるだけのことはしてやろうと思う。 運勢をよくするためにはまず、墓参りをして祖先に感謝することなどと言われるが、まさにこのこというのだ思う。 その子にとって守護霊は、目に見えない最大の影響力をもつ神さまなのだ。 私でも死んだら自分の子供の神さまくらいにはなれると思う。 じゃあもっとエライ神さまというのはどんな存在かというと、たとえばホツマツタヱの伝えるアマテルのように生前から、日本の国のことに心を砕き稲作を教え水田を広めてきた人はやはり、死んでも変わらない。 死んでも日本を愛し、日本の守護霊となって下さっていると思う。 だから私たちも昔から日本のためによくしてくさってありがとうと神社にお参りして感謝の気持ちを伝えるのだ。 私は神さまはそういう存在だと思う。 |
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