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今米麹を入手して、味噌や麹漬けを作っている。関連の調べものをしていると米麹でどぶろくが作れることを知った。
「どぶろくの作り方」などで検索をかけるといくらでも引っかかってくる。 私はこのページを参考にして作ってみた。 作り方 1、材料は本来白米3合を炊いて用意するが、私は冷蔵庫にあった白ごはん3合分に水1.2リットルを鍋にかけ人肌まで温めボウルに移した。 2、そのボウルに米麹250g ドライイースト6g ヨーグルト菌を上記に投入。よく混ぜる。 後はラップをかけて暖かいところに置いておく。 以上おしまい。とっても簡単!毎日かき回し3日程度でお酒になる。 (私はドライイーストがなかったので、白神こだま酵母6g ナチュラル菌の変わりに楽健寺酵母をスプーン一杯をいれた。要するにありあわせ(笑) ナチュラルヨーグルトは乳酸菌を出して酸を発生させ腐敗を防ぐ働きをさせるそうだ、私の楽健寺酵母はこの夏以来継ぎ足しできているがまったく腐らないのでいれてみた) 酵素玄米のジャーの上に置いておいたら、2時間もすればシュワシュワと音を立てて発酵しはじめた。 翌日になってもその調子なので、あまり発酵が進みすぎて酸っぱくなったらやだなぁと思い。部屋の隅に置き場所を変える。 丸2日を過ぎれば、すっかり酒の味がしてきたのでビンに詰めた。 (炭酸飲料用のペットボトルがいいそう。膨らんで爆発する恐れあり) で味は。 このどぶろくを家内に飲ませてみた感想は 「今まで飲んだお酒の中で一番おいしい!」 実は私も先に飲んでそう思っていた。 これむちゃくちゃうまいんですよ!!! 味は発酵させながら毎日飲みながら自分の好みのところに加減すればいい。 甘みがあって、炭酸入りのスパークリング日本酒になっている。こりゃいける。 (火を入れていないので酵素・酵母などの微生物が生きており、味が変わっていくので1週間程度で飲んだほうがいい) 今のお酒はビールでも、日本酒でも市販のどぶろくでも何でも火を入れて酵素酵母を殺してある。そうしないと味がどんどんかわり、ビンが爆発しかねず流通させられないからだ。 我々は酵母・酵素のない死んだお酒を飲んでいる。 しかし、このどぶろくは生きている。酵素・酵母がたっぷりだ。 わざわざ高いお金を払ってビール酵母ダイエットなどしなくても、我々日本人には米麹で作るどぶろくがいちばん体にいいにきまっている。 米麹は玄米のフィチン酸の害を防ぐそうだが、その理由がよく分かった。 水に米と米麹をいれて人肌に温めると、それはそれはものすごい勢いシュワシュワ音をたてて米を分解していくからだ。これならば玄米表面のヌカの部分もどんどん栄養に分解してくれるに違いない。 米麹で作る味噌に漬物、お酒。やっぱりご飯を食べる日本人には欠かせない組み合わせだったんですねぇ。それにしても麹は偉大だなぁ。 素晴らしい日本の食文化を再確認するためにも、ぜひこのとても簡単な米麹によるお酒づくりに挑戦していただきたい! ちなみに現在1%以上のアルコール分があるお酒を作ると酒税法違反だそうです。 水の量には気をつけて~。 私も水を多めにして、軽いどぶろくを作りました。 しかし、おもしろいことを発見! 昨夜ご飯をしっかり食べ食後にコップ半分ほどのどぶろくを飲みましたが、後々まで効きました~。 よく言われることですが、どうも体内でご飯がどぶろくで発酵するみたいなんです。 意外と効きますから、飲みすぎにはお気をつけください~。 しかし、さすがに体内で発酵するアルコール分までは国税庁に文句言われることはないでしょう(笑) ちなみに田舎出身の母にこの話をしたら、田舎ではみんな自分でどぶろくを作ってたよ~ということでした。 祖母はムシロを使って自分で米麹から作っていたそうです。 この素晴らしき日本文化をぜひ次世代に継承して参りましょうね~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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