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テーマ:車に関するお話(10229)
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ひょんなことから遠隔浄化でご縁のあったSさんのブログを見つけて今まで読んでいた。
この方は40年以上も前の車であるとかロンドンの2階建てバスやら、とにかく何でも修理してしまうすごい人だ@@ 版画もされるのだが、その中にひじょ~に懐かしい車を見つけて目が釘付けになってしまった。(画像は勝手に拝借しました。Sさんごめんなさい~) ![]() これが私が生まれて初めて買った車ジウジアーロデザイン スズキフロンテ 360だ! RR(リアエンジン・リアドライブの空冷式なのだ!)色も緑だった。なつかしい~(涙) これなのよ!これっ! 学生時代の話だ。 私のおやじは「学生の分際で車に乗るなどもってのほか!」というタイプだったので、自分でバイトして金をためてこっそり運転免許をとった。 しかし、さすがに車の維持までは厳しく車が買えるとは思わなかった。ところがたまたま知り合った車屋さんに「何万円かで買えるのあったら教えてください」と冗談半分で言っておいたらある日、この車をもってきた。 車検もまるまる2年つけてくれて3万円でいいという!自分で乗っている車だそうな。 これにはさすがに私も心が動いた。 「3万円かぁ、3万円ならなんとかなるなぁ」 車に乗れると思うと、うれしくてうれしくて夜も寝られないくらいうれしかった。何とかやっていけるだろうとアパートに駐車場も借りた。名義変更もすべてやってくれて税金も諸経費もすべて込みで(もちろん車本体も!)3万円でいいと言われたが、さすがに申し訳ないので5万円渡した。 いやあもううれしくて、うれしくてね~。 買ったその日の夜に、近くの高原までドライブに行って、はじめてのバックが勢いがつきすぎで、後ろの穴にはまり込んでしまい、脱出するのに1時間くらいかかったなぁ。タイヤに板かましたりして涙目になりながらがんばった!(笑) 一人、毎晩のように運転席に座ってはハンドルをなでなでして、ミッションをかえる練習をした。 九州の阿蘇・九重を通るやまなみハイウェイに行くと、料金所のおじさんが 「にいちゃんっ、これでここまで来たんかっ!」と言われたなぁ。 料金を払いながら「俺はこれに乗っとるやんけ。これで来んかったら、どれでくるんや!オンボロ思うてバカにすなよ、おっちゃん!」と心の中でつっこんだもんだ! (ちなみに今はやまなみハイウェイは無料です。) この小さい車に友達と二人で車内に車中泊しながら、夏に九州一周旅行に行ったこともある。 男二人座席を倒して寝るのだが、あまりに暑くて窓を開けたら、蚊がたかって来てボコボコになってしまった。 次の日からは窓の両側に、蚊取り線香をぶら下げて眠ったものだ。 これなら風向きがどっちを向いてもOKだ。 時々煙でむせたが、蚊でボコボコになるよりましだった。あったまいい~♪ ある日、関門トンネルを九州から本州へ通っているとトンネルの中でエンジンの力がどんどん落ちてきた。関門トンネルの上りは大渋滞になってきた!しかし、トンネルの中に避けて止まるスペースはない。あせるが力が出ない。でも止まることもないので、クラッチでごまかしながら何とかトンネルの出口までたどり着き、左に避けて大渋滞の車列に先に行って貰った。恥ずかしかった~(汗) 車がいなくなった隙に、ゆっくりと進んで一般道まで何とか出たが、どうにも力が出ない。その日はまだあと200km走るつもりだったがとても無理だ。 しかたがないので、道路わきの空き地に止めて車中泊した。 朝になってもエンジンのパワーが回復しない。 ゆっくり走りながら、小さな車屋さんを見つけてみてもらった。 「にいちゃん、エンジンの3気筒のうち2気筒が焼き付いているなぁ、生きてるのは一本だけや・・・」 「・・・・・・・・」(若き日の涙の榎本) これが私の最初の車、ジウジアーロデザイン スズキフロンテ360との別れであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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