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子育てのコツは、子供をつつき回さず、ただ見守ることだ。
あれこれ干渉せず、子供が自分で何をして遊ぶか決めさせるといい。 何をやってもいいし、転んでもいい。 できたらどれだけ服をドロドロにしてきても、嫌な顔ひとつせずに、たくましくなったなぁとニコニコして洗ってあげて欲しい。 ただ、人に迷惑はかけないようにとだけ言っておけばいい。 そうすると、少し大きくなったら子供は近所を探検し始める。 近所は子供にとっては未知の大陸だ。 最初は公園に行くのもおっかな、びっくりだ。 でも大丈夫!何かあったら走って帰れば、おうちにお母さんがいる。 実際は意外と何もない。せいぜい転んでケガして血が出るくらいだ。 そうしたら、泣いておうちに帰ったら、お母さんが傷を洗ってくれる。 実はたいしたことはなかった。 そんなことを何回か繰り返しているうちに、血が出たら自分で公園の水道で洗ってまた遊ぶようになる。 転んでケガをしても大丈夫だということを学んだのだ。 それが素晴らしいのだ。 お母さんはどうせ子供より先に死ぬ。 子供はどうしても一人で何とかするすべを学ばなければならないのだ。 無事その第一歩を踏み出した。 人に迷惑をかけないのなら、一事が万事、自分で自由に遊ばせたらいい。 すると公園を夢中になってブランコに乗ったり、鬼ごっこをしたりするようになる。 子供は遊びの天才だ。次々に楽しい遊びを見つけ出す。そして走り回る。 それがいいのだ。 彼は自分にとって何が楽しいか、自分で見つけるすべを学んだのだ。 自分の人生の理想を自分で見つける方法を知ったのだ。 自分がいったい何がやりたいのかわからないという大人は多い。 自分の理想が自分で見つけられないのだ。こればかりは他人にはどうにもならない。 何も高尚な理想を持てというのではない。 何もしたいことがない、何も食べたいものが思い浮かばない、という大人が多い。 こればかりは自分に聞かなければならない。 これは子供のころから、親につつき回された子供がそうなる。 これをして遊びなさい、こう勉強しなさい、この学校に行きなさい・・・・ 何一つ自分で決めてきたことがなかった。 長い間これをやると、自分を見失ってしまう。自分との接点を失ってしまう。 これまでの人生で自分が本当に何をしたいのか、ということが一度も尊重されてこなかった。 親は人生の先輩だ、何がこの子のためになるか、知っている。だからすべて決めてしまった。 しかし、何でも子供に決めさせればいい。 親は子供より世の中を知っている。だから子供に世の中の現実を教えてあげるのはいい。 勉強しなければこうなる可能性もあるし、手に職をつけて立派になる道もある。 とにかく人に迷惑をかけずに自分で生きていくなら、何をやってもいい。 自分で決めなさい。 そうすると勉強したほうが自分の人生にとって得だとその子が判断したら、つつき回さなくても勉強するようになる。 手に職をつけた方が自分の人生にとって得だとその子が判断したら、つつき回さなくてもそうするようになる。 何しろ親は先に死んで自分は自分で生きていかなければならないのだ。 たまにその現実だけ、思い出させてやるといい。 そしてやっぱり時々転んでケガをすることがある。 くじけそうなこともある。 その時は、大丈夫だといって傷を洗ってやればいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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