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カテゴリ:ウイスキー
【sale】国産ウイスキー サントリー 角瓶 40度 700ml【家飲み】 国産ウイスキーと言ったらこれですよね 「お父さんが飲むやつ」とか「安酒」だとかの印象を持つ方も多いと思いますが、サントリー角瓶はなかなかどうして、バカにできたものではありません。 歴史のある国産ウヰスキーサントリー角瓶の発売は、1937年(昭和12年)に遡ります。 当時はまだサントリーが「寿屋」だった時代です。創業者の鳥井信治郎は後のニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝(あの“マッサン”ですよ!)を招聘し、1929年(昭和4年)にまず「白札」(後のサントリーホワイト)を発売します。 が… 当時の日本人には「煙くさい」などと言われ、受け入れられなかったようです。それこそピートの香りなんですが… ただ、当時はウイスキーはあまり一般的ではなく、飲み手の経験不足も不評の一つだったのでしょう。 その後「赤札」(後のサントリーレッド)を発売するも、これも売れ行きは芳しくなく販売中止となってしまいます。 この辺りで鳥井さんとマッサンこと竹鶴さんとのスタンスの違いが出てきまして、 鳥井さん:日本人に合うウイスキー マッサン:本場のスコッチウイスキーの再現 と、路線が明確に分かれたようです。 そして赤玉ポートワインやサイドビジネスの歯磨き粉などの儲けをウイスキー事業に投入し、試行錯誤を繰り返しつつ、ようやく「サントリー十年ウヰスキー角瓶」の販売にこぎつけます。 ありがてぇありがてぇ…鳥井さんありがてぇ… その後、日本海軍での指定品となり、大量納入に成功した事も追い風の一つになりました。 ウイスキーの原料は穀物で、戦時下に厳しい統制を受ける物資の一つです。サントリー角瓶は「軍需物資」となることで、安定した穀物の供給を受けることができました。 今でこそお手軽な値段で買える角瓶ですが、こんな歴史的背景があったんですね。販売不振にもかかわらず研究を続けた鳥井さんには本当に感謝しかありません サントリー角瓶の位置づけサントリー 角瓶 700ml 私は、サントリー角瓶とは、「日常を楽しくするためのお酒」だと思っています お酒の等級が廃止されてからウイスキーの値段はぐっと下がり、今では何の気兼ねもなく買える値段になりました。それでも世間一般では、「ウイスキー=高級そう」というイメージがあります。 その「高級そう」なイメージのあるウイスキーの中において、サントリー角瓶はボトムレンジの価格帯にあるため、「高級な雰囲気の安酒」というイメージを持たれてしまいがちです。 確かに、一本何万円もするシングルモルトなどとは味わいは比べられません。ですが、それらの高いお酒は「そのもの」を楽しむものだと思っています。合うおつまみを用意して、何となくお部屋を間接照明にしたりして、普段聞かないようなジャズなんかを流してみたりして… 一方、サントリー角瓶は日常に上手に溶け込めるお酒だと思います。例えば、普段の夕飯の時、何となく一杯飲みたいなーと思って手を伸ばしてみたりとか、休日の午後に撮りためたドラマを見つつ飲んでみたりとか… これがいつも飲んでいる発泡酒なんかだとあまり感動がありませんが、ウイスキーとなると少し「特別感」が出ますよね。それを低コストで味わえることがサントリー角瓶の魅力ではないのでしょうか。 私のおすすめな飲み方CMでさんざんハイボールを勧めているので、それ以外の飲み方をご紹介します。 |