いま　ここにあるもの

そういうタイトルの本を見つけました。

ダイエットに興味があったのではなくて、なんとなくマクロビオティックに

通じる物があるように思ったので、手に取ってパラパラと捲ると案の定・・・



食べ物を適切に組み合わせる　　だとか

野菜や果物は、良質なタンパク質　　だとか

牛乳は完全栄養食品ではない　　だとか


そんな言葉が目に付き、気になったので買ってみました。



ナチュラルダイエット


本の中で、マクロビオティックとは違いますと断りがありました。

確かに違うんですよね。生の野菜や果物を摂取しましょうと言っているので。

それも火を通すのは良くないと言っているので、はっきりとその辺はマクロビとは

違いますね。



私が共通するなと思った点は、現代の食生活や動物性食品への危険信号を

掲げているところです。


牛乳は子牛が飲む物であり、その子牛でさえ離乳すれば一切乳を飲まないのに

人間だけがなぜか飲み続けるとか。

では、どこからカルシウムを取れば良いの？？という声が上がる事に対しても

じゃあ、乳離れした子牛はカルシウムを摂取してないのかとか

馬が牛乳はカルシウムが豊富だからと子馬に牛乳を飲みに行かせるのかとか

本当に普通に考えればおかしいと思える事なのに、なぜか人間だけが牛乳を飲み続ける。



牛乳や乳製品を多く摂取する人種程、骨粗鬆症が多いのはおかしい。

しかし、それでもまだ牛乳や乳製品をカルシウムのためと飲み続けるのはなぜなのか？と。

そして、中国人の多くは牛乳や乳製品を摂取しない。

従って、骨粗鬆症と言う病気がある事、そういう病名がある事すら知らない民族もあると。



それから、動物性食品の多くは強酸性で、それを摂取するともともと人体が弱アルカリ性

なので骨のカルシウムを使って弱アルカリ性を保とうとする。

故に骨粗鬆症になりやすくなる。と・・・




もちろん本では、動物性は絶対摂取するな！と言っているのではありません。

構わないが程々にしたほうが、自分の為には良いだろうというくらい柔らかく言っています。



そして、野菜や果物を多く食べた方が良いと言っています。

それも出来れば、火を通したりせずに生のままで食べた方が良いと言っています。

火を通すと、野菜や果物の水分（命の水）が失われてしまうので、生命力が失われた食材と

なりそれを摂取しても自身の生命力には繋がらない。

そう言っています。



でも、ここでマクロビ的考えを入れると・・・

野菜は出来れば火を通して食べた方が良いんです。

現代人は、男女問わず冷え性が多いのも生野菜など体を冷やす食べ物を多く食べており、

冷房などで体を冷やす事を多くしているからなんですけどね。



そんな訳で、動物性食品をますます減らすようにしたい！　

と思ったのであります（笑）






そうそう、その本の中に子供が中耳炎になる理由も書かれていました。

耳に水やミルクが入ってしまうという原因もそうですが、

牛乳・乳製品は粘膜をたくさん作ってしまうのでそれが耳に溜まって中耳炎になる

のだそうです。

鼻炎もどうようです。必要以上に多く作られてしまった粘膜が鼻腔に溜まった結果です。

だから、いくら耳鼻科に行って耳を掃除してもらっても薬を飲んでも意味が無いんです。


これは、マクロビオティックでも同様の事を話していました。

子供に与えていなくても、妊娠時に母親が食べていれば同様の結果となることも多い

のだそうです。

マクロビオティックでは、妊娠前から気を付けた方が良いと言いますがそういう理由が

あっての事なんですね。

胎児への影響だけではなく、自身への影響ももちろんあるからこそ気を付けようと

言っているんですね。




あー、書いていて耳が痛い（笑）

時々楽しむ分には構わないけど、日常化させない事が肝要ですね。