温度差

今日はブツブツと独り言的に毒を吐きたい気分なので、 読むと気分を害するかもしれません。 そういうのを読みたくない方はスルーして下さい。 先日、旦那と両親とでご飯を食べに行きました。 両親が引っ越して１年も経っていないので、まだ近所にある美味しいお店を知りません。 近所の人に聞いたお店で、その１ヶ月程前に両親だけで食べに行きました。 そこで美味しいと思ったお酒を父は旦那に紹介したくて仕方ありません。 会う度にその話をする父。 話を聞く度にいつ連れて行ってくれるのだろうと楽しみにしている旦那（笑） たまたま旦那が留守の時に両親とお茶した際にその事を言いました。 「なんだか楽しみにしているようだから、都合が付いたらで良いから 連れて行って」というと、父は「それは悪い事をした」と言い、 その後わざわざ営業時間を調べに店まで行き、営業していると解ると そのまま予約を入れた上で夕方に連絡をくれました。 飲んだお酒は、旦那曰く「想像以上に美味しかった」と待たされた分 ご満悦のよう（笑） しかし、いつも思うのは私の両親はそこで必ず旦那の両親に思いを馳せる事です。 旦那の両親も飲みます。義母は、それこそ自分で飲めると言い切る程 早い話がうわばみです。 旦那だけではなく、お義父さんお義母さんとも飲みたいな～というのが 父の正直な気持ちです。 もちろん、このお酒にしてもそうでした。 おいしいお酒を一緒に酌み交わしたいというのが父の願いですから、 こっちの味ならお義父さんとしてはどうだろう・・・と必ず言います。 でも・・・ 義父はそういう訳ではありません。 以前、こっちに来ている事を知った父が旦那に、義父に時間があるなら 一緒にどうかと聞いてみて欲しいと言い、旦那がそれとなく義父に話しました。 すると義父から出た言葉は「○○（私の旧姓）のお父さんと飲んでも仕方無い」 というものでした。 時間が取れないというなら解ります。用事が入っていて無理だとか、 体調が良くないとか酒を控えてるからとか、どうせ断るにしても そういう理由でも構わないのに”仕方無い”ってどういう事だろう・・・。 以前帰省した際に、旦那はいつも私の父と飲んでる事を話ました。 すると義父は飲み相手が居て良いな～と言っていたのです。 普段義母は飲みませんし、義父に付き合うような飲み方ではないので 義父としても物足りないのでそう言ったと思うのです。 なので、こちらに帰って来てから父にそう言うと本当に嬉しそうでした。 だから、義両親がこちらに来ていると聞いた際に声を掛けてみたら そういう言葉だったんです。 ハッキリ言ってショックでした。 私の一家が家族ぐるみでお付き合いしている、血の関係はないけれども それ以上に濃い繋がりがある家族がいます。 私が一人暮らしをすると聞くと、その一家のお婆ちゃんから布団をマットレスを ２枚、敷き布団を３枚、掛け布団を３枚、座布団を５枚、他にバスタオルやら 当分お米があれば食い逸れる事は無いだろうと５キロも頂きました。 他にお菓子やおかずまでも・・・。 お陰で私は家具は充実していなかったけれど決して寝る事に困る事は無い 生活を初日から出来ました。おまけに客布団として持っていた物なので ふっかふかで冬でも暑いと思える程でした。 結婚すると決まったときも、結婚してもすぐに何でも出来る訳ではない だろうからとおかずを持たせてくれたりとあれこれ世話を焼いてくれました。 この家族からは、本当に言葉では言い表せない程の恩を受けています。 パソコンに普通程度に通じている私を頼って、解らないと私に聞けば良いやと 暢気に構えているパパさん、３人の子供達からみても私は近所のお姉ちゃん 以上で、何でも私に聞けば良いと思っています。 それは、結婚して旦那に対しても同様です。 母とママさんは、週に一度くらいの割合で会っています。 会った後には、必ず家で仕事をしている旦那のおやつを母に持たせます。 喧嘩しないようにと私の分ももちろん含まれています。 さらに、それは旦那の実家に対しても一緒でした。 毎年、梨や桃の季節になると箱で頂くのですが、お金を出すのでそれらを 旦那の実家に送って欲しいと一度頼んだ事があるのですが、それ以降 頼む前に既に手配済みだと言われます。そして、代金を取られないんです。 「○さん（旦那）に世話になってるから良いんだよ～」と笑って断るんです。 普通いませんよね。血縁関係でも近所でもない仲良しの家族が居たとしても、 その家の娘や息子が結婚した先にまでそうやって気遣ってくれる人は。。。 だけど、それは旦那の両親に伝わっているのでしょうか。 お礼の電話、他にお返しの品は届いているようですが、あちらからと言うのは 無いんです。 貰ったからお返しをするだけではなく、旦那の両親から発信して欲しいと ついつい思ってしまうんですね、私は。 私の両親は、私が旦那はもちろんですが義両親にも少なからずの世話を受けている と思うからこそ飲む事でお礼がしたいと思い、また知人一家も旦那に世話になってるし、 そこに嫁いだ私にも世話になっていると思うからこそそれらを送ってくれている 訳だから・・・。 義両親から何かが送られてくればきっとこちらにも連絡をくれる人達です。 それが、こちらからのが届いた故の電話は在っても、私が願う内容の連絡は ありません。 だから、私が旦那の田舎に帰省した際に、あれやこれやとお土産として買うしかない。 それを一度、いつもいつも大変ねぇと半ばあきれ顔で言われたときもハッキリ言って ショックと言うかカチンと来た事は云う迄もありません。 先月、旦那の祖母が他界しました。 知人一家には伏せていましたが、母がポロっと話してしまったそうで ４９日法要の不祝儀を既に預かっています。 「何で知らせてくれないの！」そう母は反対に怒られたそうです。 でも、きっとそういう気持ちも伝わらないんだろうな～・・・ 世話になってる旦那のお婆ちゃんだから・・という先方（知人一家）の気持ちは。 私も、布団をくれたお婆ちゃんが他界した時包みましたし、通夜葬儀ともに 出席させて頂きました。旦那はともかくとしても私は本当に世話になったから。 でも旦那も出てくれました。それに対しても、知人一家のママさんは恐縮されていて。 １人暮らしで使うのに頂いた布団は、今も旦那と有り難く使わせて頂いており 結婚と言う何かと物入りの状況の中では、非常に助かったのは言うまでもない事。 書き連ねていると気分が滅入るのは滅入るんだけど、もうすぐある４９日法要のため 向こうに行く訳ですが、その後の事を思うとやっぱり言わずにはいられない。 帰って来てから私がお礼をすれば良い事です。 義両親はそういう風に温度差があるのですが、その分旦那が一生懸命私の父に付き合い 応えようとしてくれている事は本当に有り難い事です。 読んで下さった方、ありがとう。 ここで言わせてもらえたので、旦那に突っかかる事無く済みそうです（笑）