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カテゴリ:本と映画
そんな本を書店で見かけて衝動買いです。 インパクトのある本で一気に読んでしまいました。 以前、何かで読んだ事は有るんです。 結婚まで貞節を守らせる為に、陰部を縫合してしまうというのは。 でもこれはそれ以上に凄まじい事でした。 女性器切除って言うけど何を??どうやって??? そんな疑問から始まり読み始めて衝撃でした。 アフリカにある多くの国々で当たり前に今もある事らしいのです。 それも宗教とは何の関係もなく、理由らしい理由も無いというのです。 敢えて言うなら女性に性の喜びを与えず、貞節を守らせ、 自分(夫)に服従させるためだけのこと。 女性(妻)は、男性(夫)の物であり、性のはけ口であり子供を産み 育てるだけの存在。 そんな風に捉える事が出来る内容でした。 男性で言うなら、中国での宦官ですかね?? それでも愛のある夫と結婚出来、愛のある生活を送る事が叶った女性も居ますが、 多くの女性は夫の言いなりという生涯を送るそうです。 結婚も男性側からの誰々の娘が欲しいとメッセージが来て、父親を含む 男性親族だけで決められるという完全な男性優位の世界。 そんな訳で結婚も下手をすると初潮を迎えた直後に行われたりもする。 そうすれば、まず間違いなく男性を知らないでしょうからね。 初潮を迎えてすぐというと12~13歳くらいですよね。 日本に置き換えると小学生ですよ! そして、その切除による傷跡は排尿だけではなく初夜の時も 並みの痛みでは無いし、出産にも影響を与える。 会陰などの裂傷が激しいのだそうです。 そのため、出血死してしまう人もいるくらいなのだとか・・・ 失礼な話ですが、黒人て奴隷にされたという歴史しか知りません。 しかし内部では、こんなにも非人道的な事がまかり通っているところだったんですね。 白人によって奴隷にされたという歴史の背景に隠れていますが、 黒人の中でも女性をものとしか見ていないという奴隷と同様か それ以下の扱いを同族のそれも自分の子供を産み育ててくれる 女性に対してしていたなんて・・・。 今までそれが公になって来なかったのは、性というものを女性同士であっても 話題にする物ではないという慎み深きものだったことと、先祖代々やってきたこと という歴史や習慣であったことであり、夫に服従する事がヨシという 世間体というものとがあるようです。 でも、そうしたところで浮気をする人もいるし、離婚を申し立てる事もいるの だから意味は無いようですが・・・。 ちょっと黒人それも黒人男性に対する見方が変わってしまうな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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