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いま ここにあるもの

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カテゴリ:日常のつぶやき
つい2週間くらい前に、知人の義父が他界しました。

この義父の妻、つまり義母は稀に見る偏屈な人。
偏屈ぶりは過去にも書いたので端折りますが、自分の連れ合いが、
多分半世紀くらい連れ添った相手の死でも動揺は一切無いのです。

義父が去年末に緊急入院した時も、一度も見舞いに行っていません。
それどころか「そんなところに行ったら自分の方が死んでしまう」と言う。

実はそれは強がりでは??と思うでしょ?
それが、行かないまでも家でしょんぼりしているのかと言うと
一切そんな事は無くゲートボールに勤しんでいる始末。
ありえない・・・

一体どこをどう解釈すれば、死んでしまうのか?
と疑いたくなるくらいピンピンしていました。

お正月に一日くらい帰宅させてあげようかという知人の言葉にも
「じーさんの面倒を見たら、こっちが死んでしまう」と
旦那の事よりまず我が身。
そしてそんな時だけ、心臓が苦しいと演技をする程。
でも、その直後にやっぱりこっそり脱走してるのが何よりの証拠。


そしておじいさんは、つい2週間程前に息を引き取りました。
おじいさんが亡くなったと聞いて、知人が悄気ているのに
「飯まだか?」と自分の心配する婆・・・。

遺体となって帰宅したおじいさんにも、近寄りもしない。
荼毘に付され骨になったおじいさんを見ても、涙の一つもこぼす事はなかった。
あ、蓋を閉めるときだけ「じーさんじーさん」と涙が浮かんでいたそうですが
それも孫から見ても演技だと解ったそうですから演技なのでしょうね。

その証拠に係の人が「これが頭で、これが腰骨で・・・」と
骨の部位の説明をしてるのを真剣に聞き入っていました。
お清めもぱくぱくとよく食べ、まるで他人の葬儀に来ているようでした。

おじいさんも、よくも離婚もせずに我慢してたな~




・・・とと・・・、このまま行くとばーさんの事だけで終わってしまうので次。



その2週間後、今度は知人の実兄が亡くなりました。

この兄は、知人が結婚するとなった時に、親も親戚も反対したのに
唯一この兄が「好きなら一緒にさせてやれ」と言ってくれたのです。
知人の父は、知人が幼少の頃に他界していますから父同然の兄。
その兄がそう言ってくれたから結婚したのです。

親や親戚が反対したのは、知人の姑となる人(現在の義母)が
近所でも有名な偏屈婆だということを聞いていたからです。
苦労すると解っているところへ嫁に出すので反対したのです。

欲が深く、他人に親切にする際には裏がある!
嫁が飯の支度するのは当たり前!と知人に怒鳴っていますが
自分が嫁に来た時は旦那の親に作らせていました。

知人が用事があって出掛けていて、家族が留守の時でも
自分用にご飯の支度がされていないと「嫁のくせに飯のしたくもしないで
遊んで歩いてる」と近所中に言いふらす。

だからと言って、作ってあっても「そんなには食えない」と言って
残すからと少なめに作ると「飢え死にさせる気だ」と言いふらす。

自分が後で食べようと思うものは、自分の冷蔵庫に仕舞うけれど
それが2度と食卓に出る事も無く、腐り始めた頃「じーさん食っちまえ」と
おじいさんの茶碗等に入れてしまう。

そんなばあさんですから、二人も親族を亡くした知人の気持ちが判る訳が無い。


兄が亡くなってから、葬儀までの数日間、もちろん一度も現れる事もなく、
自分の食べたい時間に食事の用意がされてないと、こんな事情だからと
許す事もせず「飯のしたくがされてない!」と怒鳴り散らす。



そんな婆さんだからこそ、旦那がかばってくれれば良いのだけど
この旦那も、人様の旦那だから言うのはどうかと思うけれども
まったく頼りないというか、世間知らずというか・・・

こんな状況だし、コンビニで買った物が有るからそれで良いか・・・と
いう雰囲気に家族がなっているのに「ラーメンが食べたい」とか言い出す。

ハイ、あの親にしてこの子ありとはよく言ったものですね。
居ても何の役にも立ってないのです。





すっかりばーさまの話で終わってしまいそうですね。





自分の親や兄弟が亡くなったというのに、
遠方でもないのに葬儀前に一度も来られないのってどうなのかな。
もちろん仕事が有ってという人もいるでしょうけど
お悔やみを言う人も居ないって・・・

最後まで面倒を見てくれた人に、ひと言も無いってどういう事なのかしらね。

それなのに、式の事や財産の事にだけはきちんと言って来る。
それどころか、確かあったはず~と勝手に持ち去ってしまうって
どういうことなのかしらね。

実は知人が、OL時代に自分で買った使わなくなった時計が
持ち去られていたそうです。
きっと故人が買った物だと思ったのでしょうね。



そんな話を旦那にしました。
ちょっとドキドキしながら・・・

けど、私の心配を他所に旦那が言ってくれたのは
「財産は要らないよ」でした。

旦那がそういう人で良かった、そう思いました。





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Last updated  2008.02.24 00:37:45
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