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いま ここにあるもの

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カテゴリ:日常のつぶやき
旦那がギプスを填めての生活になって、
約2週間が経とうとしています。

今日、久しぶりに二人で外に出ました。

骨の生成に必要なビタミンDは
太陽光線でのみ出来るから旦那にはとても必要な物です。

退院する前に、市役所で怪我の治療の為という理由で
車椅子を無料で借りる事が出来ました。
それも、病院で使っていた物よりもずっと質の良いもの(笑)。

使う使わないはともかくとして、
ゴールデンウィークがあるしまったく外に出ないのは
もやしっ子になってしまいますから借りておこうということで
借りました。
カルシウムだけ摂っていれば良いという物でもないし・・・。


さて、車椅子生活になって気が付いた事が山ほど有ります。

明らかにこれは車椅子の人には不便だなと思う段差が
予想以上に多かったのです。

少し前よりはエレベーターが設置している所も多くなりました。
しかし、そのエレベーターは大概端っこに有りますから、
かなり遠回りを強いられる事もあります。

水道工事などの為に出来たでこぼこ。

歩道の砂利。

歩道から車道を渡ってまた歩道に上がる
この上がるのが、結構大変なんです。
たった1センチくらいの段差かもしれませんが
結構ガタンとなるんです。

歩道とは言え、端っこの方は斜めになっていたりするから
まっすぐ進むのが大変だったりもします。

自転車だと坂とは言えない坂でも結構大変なんです。

盲人の為の、黄色い線や交差点を知らせるでこぼこのタイル
でさえも車椅子だとかなりの振動が来るのです。

滑らないようにという意味もあるだろうマンホールの蓋の凹凸。
これも車椅子の方にしてみるとガタンガタンと振動が来る。



でも、これってベビーカーでも言える事ですよね。
小さい脳にこれだけの振動が行っても良いものかしら・・・

サスペンションが付いているでしょうから、
ベビーカーの場合は大丈夫かもしれませんね。



エレベーターにしても気が付いた事が有ります。
足が確実に曲げられるなら入るけど、
旦那のようにギプスでまっすぐにしてないとならない人には
不向きなサイズで有ったりします。



もちろん、良い事もありました。

車椅子を見てにこやかに道を譲ってくれる人。
急いでいるのか直前まで走って来た人でさえも
譲ってくれたりすると、まだまだ捨てた物ではないと思いました。

ドアの開閉を手伝ってくれる人もいました。
我先に行って「どーぞ」とにこにこして待っていてくれると
天使かしらとさえ思いますね♪



車椅子の人を見た事が無い小学生が、
物珍しそうにこちらに目が離せない様子の子もいました。
きっとどう対応すれば良いかなんていう経験が無いのでしょうね。



反対に、こんなこともありました。

旦那が怪我をする前の事です。
栃木の茂木でレースに参加したときの事です。

ハンドサイクル(?)と言って車椅子の方達の自転車レースもありました。
それは凄い事ですよね。
2時間の耐久レースです。
2時間も手だけで漕ぐのは大変です。
しかし、選手達にしてみればとても楽しみなレースでもあるでしょう。
凄いな~と思いながらその放送を聞いていました。

ドックにあるカフェに行こうとドアを開けたら、
そこに車椅子の方達が居ました。
その参加者達だと思うのですが、あーだこーだと皆笑顔で
レースの成り行きを予想して話していました。

彼らはもとよりあったイスをどかして自分達の車椅子で
テーブルに付いていました。

それはいっこうに構いません。
しかし、そのイスをドアの開閉に支障のあるところに置いていたのです。
彼らが退室する際に見ていると、
どうもそのドアから入った訳ではないらしく、
もう一方のドアから出て行きました。

どいて!とは思いません。

これは誰にでも言える事ですが、
自分達だけというふうな使い方はどうかと思うのです。

また車椅子の方達の退出場面に、私は通りがかりました。
もちろん、立ち止まって通路を開けましたが
誰一人として礼を述べた人は居ません。

健常者だから譲るのが当たり前!と思っているのでしょうか。

レースで逸る気持ちもあるでしょうけど、
譲ってもらったのだから礼のひと言でもあれば良いのに。

全員が全員そうだとはもちろん思いません。

でも、たった6~7人のそういった行為の結果
私はハンドサイクルの人達を応援する気持ちは無くなりました。
旦那がゴールした後のレースですから、
片付けに追われていたというのもありますが
どこか冷めた気持ちでスタートする際の放送を聞いていました。

私って心狭いかしら?なんて思いましたが、
そんな事をずっと心に留めておくのはどうかと思い
またそれを判断するのも嫌なので天使に預けました。
最近、考えるのが面倒な物はすべて天使に預けて忘れる事にしています。

が、旦那が車椅子になったので、
そういえば・・・と思い出してみました。



普段は何も感じないようなところでさえも不便を感じる人がいること。
マナーという点において思いやりと言う点においては
健常者と個性を持つ方の差は、全くないのだということ。

どうして「ありがとう」が言えないかな・・・
そのひと言が言えるだけでも、お互いずいぶんと気分が良くなるのにな





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Last updated  2008.05.07 17:55:19
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