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昨年より医薬品のネット通販規制が始まり業者もお客様もお困り の方が多数おられることと思います。 私も基本的には規制反対であったのですが、楽天市場でさえも ドロップシッピングによるショップが多数見受けられ、これでは 規制やむなしと考え方が変わったものです。 何もドロップシッピングがすべて悪いと思っているわけでは ないのですが、少なくともお客様に直接販売する窓口が 商品知識が無かったり、商品に対する愛着が無かったり、 流通の責任が無かったりでは話になりません。 在庫を持たず、商品も直送でただ、販売の窓口があるだけ。 お客様の問い合わせには返事も出来ない、納期も判らない こんなショップが楽天市場の中でさえあるのなら、とても医薬品を 安心して買うことなど到底無理であろう。 本来なら、医薬品でも正確な情報を提供し、ユーザーからの問い 合わせにタイムリーに対応でき、商品によっては顧客情報の確認 などを的確に行う事でかなりの医薬品は販売可能と思っていたが、 すべてでは無いかも知れないがドロップシッピングショップの レビューを見る限り、医薬品の販売はネットでは適さないといわれて も止むを得まい。 これは何も医薬品に限ったことではなく、どのような商品にも言える ことで、少なくともショップと名乗るなら、商品の最低の知識と在庫、 流通の掌握、個人情報のショップ外流出に対する対応は必要 であろう。 メーカー直送や問屋直送などというのはショップのあるべき 姿ではない。 個人情報とは何もクレジットカード情報に限ったことではなく住所 氏名電話なども個人情報であり発送伝票すら本来なら運送業者 以外に出すべきでないにも関わらずショップは 問屋(又はメーカー)に顧客が何を買って、何処に送ったかを 漏らすことになる訳で、購入者がそれを知っていて 買い物するかどうかははなはだ疑問である。 ユーザーは人にもよりますが、本来必要なところを見逃してしまって 購入する方も多々おられますから、我々ショップ側は細心の注意を 払って告示すべきところをアピールしていかなければなりません。 それでも、ご覧頂けない事を利用者の不注意で済ませることは 事、医薬品に限ってはあり得てはいけない事であろう。 そう考えると、無責任な業者とそれを取り締まれないネットモール では規制は免れないと思うところです。
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