三反八畝の百姓です❣

2010/04/30(金)19:40

医薬品ネット販売規制は是か非か

昨年より医薬品のネット通販規制が始まり業者もお客様もお困りの方が多数おられることと思います。私も基本的には規制反対であったのですが、楽天市場でさえもドロップシッピングによるショップが多数見受けられ、これでは規制やむなしと考え方が変わったものです。何もドロップシッピングがすべて悪いと思っているわけではないのですが、少なくともお客様に直接販売する窓口が商品知識が無かったり、商品に対する愛着が無かったり、流通の責任が無かったりでは話になりません。在庫を持たず、商品も直送でただ、販売の窓口があるだけ。お客様の問い合わせには返事も出来ない、納期も判らないこんなショップが楽天市場の中でさえあるのなら、とても医薬品を安心して買うことなど到底無理であろう。本来なら、医薬品でも正確な情報を提供し、ユーザーからの問い合わせにタイムリーに対応でき、商品によっては顧客情報の確認などを的確に行う事でかなりの医薬品は販売可能と思っていたが、すべてでは無いかも知れないがドロップシッピングショップのレビューを見る限り、医薬品の販売はネットでは適さないといわれても止むを得まい。これは何も医薬品に限ったことではなく、どのような商品にも言えることで、少なくともショップと名乗るなら、商品の最低の知識と在庫、流通の掌握、個人情報のショップ外流出に対する対応は必要であろう。メーカー直送や問屋直送などというのはショップのあるべき姿ではない。個人情報とは何もクレジットカード情報に限ったことではなく住所氏名電話なども個人情報であり発送伝票すら本来なら運送業者以外に出すべきでないにも関わらずショップは問屋(又はメーカー)に顧客が何を買って、何処に送ったかを漏らすことになる訳で、購入者がそれを知っていて買い物するかどうかははなはだ疑問である。ユーザーは人にもよりますが、本来必要なところを見逃してしまって購入する方も多々おられますから、我々ショップ側は細心の注意を払って告示すべきところをアピールしていかなければなりません。それでも、ご覧頂けない事を利用者の不注意で済ませることは事、医薬品に限ってはあり得てはいけない事であろう。そう考えると、無責任な業者とそれを取り締まれないネットモールでは規制は免れないと思うところです。 

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