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テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:障害児の理学療法
今日は障害児スポーツサークル「ビーバーズ」の水泳の例会でした。(基本的に毎月第一日曜日に行っています。)
ラリーパパは今月も家庭の都合でお休みさせていただきました。昼過ぎに、職場の後輩のボランティアスタッフに「どうだった?」と確認したところ「大丈夫でした!」との答え。安心しました。 このサークルには、ボランティアとして学生時代から数えると14年間関わってきています。現在は指導者サイドのボランティアも増え、ラリーパパの出る幕も少なくなってきて、「嬉しいような…寂しいような…」気持ちです。笑 ゆーとと次に生まれてくる子供の二人の子育てや、ラリーパパ自身のレース人生を考えると、「そろそろ後進に道を譲ろうか」と思う今日この頃です。 と言うわけで、これまでの水泳との出会いから障害を持ったお子さんへの水泳指導について書いてみようかと思います。 水泳との出会い ラリーパパは高校を卒業して予備校に進学しました。(いわゆる浪人ってやつですね。笑) 特に強い進学希望も就職希望も無かったので、とりあえずアルバイトでもしようかと、とあるスポーツジムのマシントレーニングスタッフのアルバイト募集の記事を見て、面接を受けに行きました。 すると、「今スイミングスクールの方の人手が足りないから、そっちをして!」と言われてしまいました。(そこのスポーツジムはスイミングスクールも経営していたのです。) 「すいません。僕、水泳は習ったことが無いんですけど…」 「大丈夫!サブで手伝うだけだから!」 「はぁ…」 と言うことで、スイミングスクールでのアルバイトが始まりました。笑 朝から夕方まで水泳教室のサブスタッフとして働き、夕方からの「選手コース」の子供たちに混じって、四泳法の指導を徹底的にかつ強制的に受けさせられました。 3ヵ月後には、中学生の「選手コース」の子供達と同じくらいに泳げるようになりました。この体験で「上達するコツ」と「指導するコツ」を垣間見た気がします。 そして、アルバイトを始めて3ヵ月後には自分のクラスを持つまでになってしまいました。 「ビーバーズ」での水泳指導ボランティア そして、次の年めでたく福井医療技術専門学校に入学しました。 そして、そのままの流れで、障害児スポーツサークル「ビーバーズ」に学生ボランティアとして参加する運びとなりました。それが、今から14年前です。 その時の「ビーバーズ」の指導者が今の上司でした。そして、就職後上司から引き継ぐような形で「ビーバーズ」の指導ボランティアとして、障害を持ったお子さんの水泳指導に関わってきました。 基本的な知識が「スイミングスクール」での水泳指導の知識だけだったので、京都市障害者スポーツセンターで行われていた「ハロウィック水泳法講習会」に参加して学びました。 また、池田君子先生の スキンシップ水泳療育の本を手がかりに、障害を持ったお子さんへの水泳指導を模索してきました。 ハロウィックでは「浮き具を使わない」というのが大原則です。 しかし、ラリーパパは「浮き具」を取り入れてセッションを行います。「浮き具」と言っても「浮き輪」や「フロートベスト」は使いません。 浮き輪は抜ける危険が高いのとフロートベストは身体が水中で安定しにくいので使いません。 なので、重度の障害のお子さんには「ヘッドフロート」を、首がある程度すわっているお子さんには「スイムフィックス」 を使用しています。 そして、親子で楽しいプールでの時間が過ごせるようにと、セッションを展開するように気をつけます。 もし、ご要望が多ければ、もう少し詳しい内容を書いてみようかと思いますので、ご感想・ご要望等を頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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