2007/12/19(水)13:08
義理人情と契約社会
昔々、、失恋した直後にそば屋に立ち寄った。
高校生の頃のお話。それも1年生。
荻窪にある立ち食いそば屋に、日の出時刻、高校生が立ち寄った。
店主は黙って注文したかけそばを作ってくれた。
が、、、
その上には、かき揚げ、天ぷら、ネギ山盛り、卵、、
加えておにぎりを出してくれた。
「まぁ、何があったか知らねえが、、元気出せ。」
といってかけそば代金だけをとった。
涙が出た。
義理と人情、渡世人の風情ぎっしりのお話だ。
そして、現代。
主義主張を全面に、契約や規則だけを重んじる日本人。
全てにサービス料金が加算され、何をするにもマニュアル。
教育の世界だって、
「頼んだ覚えはないから」と給食費未払いを踏み倒す。
少しの擦り傷も責任問題。
いつから、、こうなった。
とことん契約と規則と料金で固めたら、息苦しい世の中なのに、、、
サービスが快く行えるのは義務を感じないから。
そして、サービスをしてもらうのは感謝があるから。
ね!そば屋のおじちゃん!!