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テーマ:教師のつぶやき(795)
カテゴリ:例えば、、そういうことだよ。
種をまく。
地中の種は光が当たらぬ状態で水分を吸収し発芽し、根を伸ばす。 でも、地上からは見られない。 しばらく経過すると、地上に出た芽は双葉を広げる。 でも、この状態だと雑草に等しいし、か弱い。 双葉は必死に日光を集め、太陽の光をエネルギーにして更に根を伸ばす。 根は水分や養分を吸収し、双葉の間から茎を伸ばす。 ようやく植物の形となる。 種まき→入学・入部 地中の根→新たな環境に馴染もうと踏ん張る努力 発芽する→意識が芽生えはじめる でも、まだ周囲の人に成長はわからない。 双葉が出る→先輩や先生の指示や叱咤・激励を受け止める 更に根を張る→一生懸命それについて行こうとする ここまでで1年生としての一年が終わっていく。 茎が伸びる→自分の努力の方向がわかってくる 茎から枝が伸び葉が増える→更に多くの人たちの意見を聞き、多くの経験を積む。 ここでの葉の数が重要。多くの体験や経験は日の光を受ける如く、本当に宝物。 華やかさもないし、実らないので、周囲の大人からすると成長実感はあまりない。 ここまでで2年生としての一年が終わる。 蕾ができて、花が咲く→進路が明確になり卒業する 実がなる→就職した会社・進学した学校で活躍する 3年生になってようやく1、2年生の努力の大切さを実感する。 枝葉の数や根の張り具合によって、花の数は決まるし、その数で実の数も決まる。 そして、頑丈な根や枝は収穫する実の重さにも耐えられる。 これが、本校での3年間だと感じる。 1、2年では成長は見られないが、実はここでの努力が一番大切になる。 根も張らず、枝も伸ばさなければ、実った実の重さで折れるのは必至。 でも根を張るのも枝を伸ばすのも時間と労力が必要になる。 文字通り、アリとキリギリスなんだ。 例えば、そんな感じだなぁ。 ↓ランキングに登録しています。携帯電話の方はこちらこクリックお願いします。 ブログランキング ブログ村 ↓できれば、ポチっとお願いします!! にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月10日 11時27分01秒
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