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カテゴリ:負け組からの脱却
風呂に入れば、風呂道具を置き忘れて出てくる。
風呂には部員の道具が一杯になり、3年生がそれを回収している。 恐らく、家でも同様であり親が後ろをついて回り、その対処をしているのだろう。 練習に出れば、宿舎に練習用具を忘れてくる。 取りに戻るか、道具なしで練習するしかない。中にはどこにいったかわからなくなる部員もいる。 恐らく、普段の生活でも忘れ物が多く親が対処しているのであろう。 食事をすれば、非常に食べるスピードが遅く全体の食事時間に合わせられない生徒がいる。 口を開けて食事をする部員もいる。ようするにクチャクチャと音を立てて口を閉じずに食事をかむ。 洗濯物をマネージャーに「ほらよ!」と投げつけた部員もいる。もちろん、それ以降の洗濯は自分でやらせている。 部屋を見ると、汚れ物や濡れ物を平気で畳の上に置いておく部員がいる。 整理整頓もできないが、それ以前の問題だ。 恐らく、家庭での様子が出ていると推測する。 長期間の合宿で、イライラを表面に出してくる部員もいるし、 何故だか不機嫌になる部員もいる。時間が守れずに起床時間が早まり、その事態になってから慌てる。 昨日も風呂場への忘れ物を叱責され、売り言葉に買い言葉、起床時間を早めると言っても 「はい、そうですか!」くらいの対応をしたので、私に大雷を落とされた部員がいた。 後からしゃくり上げるほど泣いたり、周囲に当たり散らしていたが、そんなことでは許さない。 恐らく、家庭ではいとも簡単に許されているのだろう。 子どもわがままには屈しない。 「君のまわりの大人はみんなものわかりのいい、優しい人たちなんだろうな? でも、ここは違うのだよ!頑固で面倒くさいオヤジがいるんだよ! ガキの幼稚なわがままは絶対に許さないんだよ!!!」 「~たい。」ではなく、その状況下で「~べき。」を考えさせる。 どうするべきか、、社会人だったら当たり前のこと。 幼少期から、「好きなことをしなさい」「あなたなりに頑張れば良いのよ」と言われてきた子どもにとっては 非常に不自由で理不尽でストレスがたまる合宿だろう。 ただ、今だからこそこれを学ばせてあげないと、かわいそうだと思う。 将来、社会で挫けることが明白な子どもを、自由に、許して、いたわる、だけでは何の変化もない。 今日は4:00起床の部員が数名。 しかし、、我々もその時間には起きて安全確保をしている。 とことんまで付き合わないと、、成長しない。 「凄いですね!鉄人ですね!」なんて言われることはあるけど、いえいえ普通の人間だ。 食事中に眠くなり、部屋に戻ればくわえタバコのまま瞼が引力に負けそうになることも少なくない。 一番簡単なのは、自由気ままにしておいて、悪い点は目を瞑り、褒めて伸ばそうとすることだ。 、、、それじゃぁダメ!! いつもと同じになってしまうから。 一つだけ気がかりなのは、いくら合宿で鍛えても家に戻すと元に戻るケースが多いこと。 ぬか床と同じ。 彼らが十数年間漬かっていた、ぬか床の味は強烈だ。 3週間の浅漬けだけでは、味が変わることは難しい。 それでも、、、やる。やらないよりは、いいから。 もちろん全員ではない。 基礎基本ができている場合には、この合宿で劇的変化がある。 変化がしにくいのが、、上記の場合なのだ。 ↓基本は家庭だなぁ、、と思ったら、ポチッと押してください。ご迷惑にはなりません^^ 人気ブログランキングへ ↓こちらもポチッと押してもらえませんか!?記事を書く意欲がわいてきます! にほんブログ村 携帯電話の方はこちらの二つをクリックして頂ければランキングに一票はいります! にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月01日 09時13分35秒
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