日々精進なり <武蔵野東ラグビー部>

「誰がために闘う？」

今日の部員たちは、キャプテンのために闘った。

個人技が身についていないＢチームは渾身のタックルを連発。

３Ｔされたが、夏合宿前は試合の形にもならなかった初心者軍団が

果敢なタックルを繰り返した。

ミスをした部員はキャプテンに泣きながら謝っていた。


その失点を２ハーフ目に出場したＡチームは開始１０分で全て取り返した。

その後もトライの連続。

誰もが胸に思うのは、自分たちが投票して決めたキャプテンへの熱い気持ち。


「自分のために闘うのは容易い。しかし、本当の闘いは誰かのために粉骨砕身すること。」

私がいつも言っている、そして思っていることだ。


不器用で難儀が多く、理解されにくいチームを率いる私も、そう思って闘っている。

「誰がために、、」

そう、君たちのために。


気持ちの良い試合だった。

しかし、本番は明日から。

格上にも同様に闘えるか。


いや、新たなる試練の始まりだと推測している。

越える山が大きいほど、君たちは成長する。

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