ポルトガル語をやっつけろ!ボサノバ用、超駆け足のポルトガル語(読み・発音) ボサノバの歌いっぷり(ポルトガル語の発音)が好き、という話もよくききます。 なんか「あんにゅい(死語?)」? "Café après-midi" (昼下がりのカフェ)なんてレーベル(シリーズ企画?)の主戦級アイテムにも、多いようですし。 「ほとんどカタカナ読みだ」といわれても、到底信じられず、 「けだるく」しようとして「だらしなく」なったり、、、 その辺は、慣れるしかないんですが、 ポイントを絞って、集中攻略しましょう! 1.「口母音」 ポルトガル語には7つの母音があるといわれます。9つという人もいます。個人的には11個ぐらいは勘定したほうがいいのではないかと思います。が、そのうち5個は「アイウエオ」と思っていいので、攻略するのは最大で6個です。 A: 広い母音 アクセントの位置にあるものは、ハッキリ発音しますので、 ・アクセント記号 " ´ " が付いているもの ・通常の単語で、後ろから二番目の音節(の6~7割) ・語尾のI U ・他に記号がなく、語尾が母音+L、母音+Rとなっているもの クッキリ系の「アイウエオ」でどうぞ。 クッキリ系は、アとオは口を広く開いて、 イはしっかり横にひいて ウはしっかり唇を突き出して、というように、メリハリのある母音です。 B: 狭い母音 アクセントはアクセントでも、狭い母音もあります。 ・アクセント記号 " ˆ " が付いているもの ・通常の単語で、後ろから二番目の音節(の3~4割) アクセント記号のないものの区別にも方法はありますが、 話が長くなるので、とりあえず流します。 まずは " ^ "のついたものについて、違いを目指してください。 「アエオ」の三つに、この「狭いバージョン」があります。 「イウ」にはありません。 口の開け方を少なくしますが、 暗いというよりも、「鋭い」という印象です。 また、特に弱くない(フツーの位置の)母音は、これになることが多いです。 C: 暗い母音 語尾や音節末など、アクセント位置を外れたところにあったり、文のなかで弱い位置にある場合、 ア⇒「暗いア」(英語にあるeをさかさまにした発音記号の音を少し[ア]よりにした感じ) エ⇒「い」っぽい音 オ⇒「う」っぽい音 になります。 D. 二重母音について ai, ei, oi, ui, au, eu, iu, ouの8つは二重母音となります。 前を強く後ろを弱くという以外に、発音(発声)上はあまり特別なことはなく、 音節の勘定に影響する(2つでひとつ)ぐらいなので、 飛ばします。 あ、語尾のou は、"ô" の発音ってことになってますが、ゆっくりのときは「オゥ」と言うこともあるので、気にしない気にしない。 2.鼻母音 鼻母音は鼻声で発音する母音のことです。 一見「○ン」ってことかと思いますし、カタカナで書くときは「○ン」としか書きようがありませんが、 ○+「ン」ではなくて、始まりから終わりまで「○゛~」と鼻声で続けます。 ・記号 " ˜ " がついたもの ・母音+m、母音+n ・muitoの「ムイ」の部分 これが鼻母音になります。 -ão -ões などは、記号は一文字にしか付きませんが、 まるまる鼻母音です。それぞれ、アの鼻母音から弱いオの鼻母音へ「アゥン」、オの鼻母音から弱いエ(い)の鼻母音へ「オィンs」のようになめらかにやっつけます。 ポルトガル語の鼻母音は狭く暗い音のバリエーションと考えてOKです。 (フランス語のように開口音のバリエーションの鼻母音はありません) 「らしさ」がでるのは em en です。ルール上語尾の-emに限って、エの鼻母音からイの鼻母音へ「エィン」のようになめらかにやり、その他はエの鼻母音「エン」ということになっていますが、聴いた感じだと、なんでもかんでも「エィン」です。 #日本語のできるブラジル人に日本語を話してもらうと「すぅみませぃん」「おまーい、へぃんだよ」みたいに言ってることに気付きます。身近にいない場合は、テレビで出てくるのを待ちましょう:セルジオ越後、ラモス瑠偉、田中マルコス闘莉王、マルシア、、、 3.子音 子音は、ほとんどアルファベット読みです。なので注意点だけ行きます。 pやtなどを発音するときに、息を控えます。「パッ」とか「トゥッ」とか、強くなると英語っぽくなってしまいます。 子音切れの場合、軽く「い段」にします。 ti は強い「チ」語尾の-teも軽い「チ」にします。ブラジル人「ティ」と言えません。 di は強い「ヂ」語尾のーdeも軽い「ヂ」にします。ブラジル人「ディ」と言えません。 語頭のR、語中のRR、語尾のR、のどひこ(のどちんこ)でハ行のような音を出します。 語尾のL、ウっぽい発音になります。 lh、「りゃ行」と「や行」の間ぐらいの音です。Lの口の形で「や行」を発音しようとすると、こんな音になります。 CLA PRO など子音子音母音という連続のとき、 丸々母音の発音の準備をしたまま発音するので、 クラではなくカラ、プロではなくポロのように聞こえます。 Sと「さ行」「ざ行」 語頭のS、語中の-ss-は「さ行」になります。 SSだから、特に「はねる」わけではないです。気にせず平板基本で。 ノリで「はねた」ように聞こえるところもありますが、、、 語中「母音+S+母音」となるところは「ざ行」になります。 C Q と「か行」、 CA QUI CU QUE CO QÜI [クィ] QÜE [クェ](単品や語尾は、弱い「い段」で[き]) C と「さ行」、 ÇA CI(スィ) ÇU CE Ç Gと「が行」 GA GUI GU GUE GO GÜI [グィ] GÜE [グェ](単品や語尾は、弱い「い段」で[ぎ]) GI [ジ] (JIと同じ) GE [ジェ] (JEと同じ) JA JI JU JE JO GI GE 「ジャ行」はとても軽やかに聞こえます。英語のshの音をそのまま(軽く)濁らせたような音です。「ジ゛~゛~゛~゛」と濁ったまま発音できればホンモノに近いです。 DI 語尾の-DEの「ヂ」は「ち」を濁らせたような音です。 「ちっ!」と悪態をつくように、伸ばせません。 「ヂッ!」、、、伸ばせません。しかもDっぽく(?)、ボディ感があります。英語のGiantなんかはこっちでしたっけ? 語尾が「母音+Z」となる場合、軽く(ほんとに軽~く)イがかってからs(リオ方言ならシュ)と発音されます。 Faz(作る・する・させる)はファスでなくファィシ(軽~くです。やりすぎると、違う言葉になっちゃいますんで)。 リオ方言のS ボサノバはリオデジャネイロ発祥で、有名どころの録音では、リオの方言が使われています。主な特徴は、語尾・音節末のZとSで、この発音が、英語のshのようになります。ただし、語尾は軽く「い段」というルールもありますので、[シュ]というよりも[シ]ぐらいのつもりでよろしいかと思います。 「アンシェヌマン」 子音で終わる単語の直後に母音(または無音のh + 母音)が続く場合、ひとつの単語のように、連続して読みます。 複数形など-sで終わる単語の直後に母音(または無音のh+母音)が続く場合、有声子音-zとして、次の母音にくっついて発音されます。 これを「リエゾン」と言う人もいますが、リエゾンは「語尾の読まない子音が次の母音とくっついて読まれるようになる」とのことなので、、、 似たようなことで、 aとa、eとe、のように同じ母音が続くときは、ひとつのように読んでしまいます。 ![]() これを踏まえて: イパネマの娘の冒頭を。。。 Olha que coisa mais linda mais cheia de graça オーリャきコィザマイしリーンダマィシェィァぢガラッサ É ela a menina que vem e que passa エーラメニーナきヴェィンきパッサ Num doce balanço, caminho do mar ヌンドーすぃバランすカミーにゅどぅマーR Moça do corpo dourado do sol de Ipanema モッサどぅコRぷドウラーどぅどぅソゥヂパネーマ O seu balançado é mais que a poema うセゥバランサーどぅエマイしキャポエーマ É a coisa mais linda que eu já vi passar エァコィザマイしリーンダきェゥジャヴィパサーR オが弱くてウっぽいというもの、ここでは「う段」で書きましたが、 「う」と言い切るほど「う」でもありません。「う」と「お」の中間線を狙ってください。 ジャンル別一覧
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