なんでもいい屋

今日は給料日。私の会社は、２週間に１回の支払い。マネジメントの仕事ではないから私の給料は正社員と言っても、時給制で、私の部署は時給プラスインセンティブ。私の会社は日本のような１年に２回払われるボーナスはなく、その代わりにインセンティブがある。インセンティブは１ヶ月間に電話対応した顧客の数、予約の数、それと、もっとも重要なのがプロダクティビティーのパーセンテージ。プロダクティビティーのパーセンテージは、電話にログインしてからログアウトするまでの間にどれだけ電話対応可能状態にあるかどうかで決まる。トイレに行くのでも離席中のボタンを押してから席を離れないといけないし、電話対応が終わった後、顧客ファイルに書き込みをする時も電話対応不可のボタンを押さないと自動的に次に待っている顧客につながってしまう。この離席中のボタンと電話対応不可ボタンを押している間の時間が多ければ多いほどプロダクティビティーのパーセンテージが低下するといった仕組。お腹が痛くてトイレにずっといたらプロダクティビティーが飛んでもなく下がってしまう。月末になるとこのパーセンテージが出され、パーセンテージによって１から５レベルに分けられ、このレベルによって予約数の単価が決まる。レベル１は１予約につき７５セント、レベル５だと１予約につき１ドル５０セント。あーもう一つ忘れてはならないルールがあった。理由に関係なく遅刻を３回するとインセンティブなし。ついでに病欠も１回に数えられる。私が入社した当時はこんなにうるさくなかったのだけれど、人が増えれば増えるだけインセンティブの金額は減らされる、ルールは増えるはでめちゃくちゃ。

そして、所得税、ソーシャルセキュリティー、メディケアー、４０１Ｋ，家族全員の各種保険料を引かれた後の私の手取りはすずめの涙。お金を見る事もなく、右から左へ家のローンへと消えていく。アメリカは日本のような国民健康保険制度がないため、自営業や無職の人は自分で保険を買わなければならない。又、会社で提供してくれる健康保険も働く会社により金額がことなる。旦那はMid Life Crisisなのか、ころころ仕事を替えるし、今のところ勤めている旦那の会社の保険より私の勤めている会社の方がだんとつ保険料が安いから、旦那はずーっと私の扶養（不要？（笑））家族。給料の事を考えると、日本の方がよっぽど良かったわ。今じゃ、日本で働いていた時の収入の半分だもの。。。