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銀座強盗容疑:ピンクパンサーの男逮捕…14日、日本移送
毎日新聞ニュースによれば、東京・銀座の宝石店で07年6月に約2億8400万円相当のティアラとネックレスが強奪された事件で、警視庁組織犯罪対策2課は13日、強盗傷害容疑で国際手配していた国際強盗団「ピンクパンサー」のメンバーでモンテネグロ国籍のハジアフメトビチ・リファト容疑者(42)を拘束されていたスペインで逮捕した。 ◇スペインで拘束 リファト容疑者は14日午後、日本に到着する見通し。スペインとの間で犯罪人引き渡し条約が締結されていないため、警視庁は外交ルートで引き渡しを求めていた。警視庁によると、日本に居住しない外国人が外交ルートで引き渡されるのは初。逮捕容疑は、同国籍のイエルシッチ・ラドバン容疑者(40)=イタリアで拘束中=と共謀し、07年6月14日午後5時ごろ、中央区銀座4の宝石店「エクセルコダイヤモンド東京本店」に客を装い侵入。店員3人に催涙スプレーを吹きかけ軽傷を負わせ、ティアラなどを強奪したとしている。 警視庁は09年2月、ICPO(国際刑事警察機構)を通じ2人を国際手配。リファト容疑者は同3月にキプロスで偽造旅券行使容疑で逮捕された後、別の強盗事件に関与したとしてスペインに移送されていた。 ◇28カ国で被害350億円 「ピンクパンサー」の活動実態は未解明の部分もあるが、モンテネグロ、クロアチアなど旧ユーゴスラビアを構成していた各国の民兵出身者らが中心メンバーで、約150~200人が欧州に散らばっているという。結束が強く、逮捕された仲間を奪還する事件も起きている。 警視庁組織犯罪対策2課によると、被害が確認され始めたのは99年ごろ。これまでに日本やイギリス、フランス、UAE(アラブ首長国連邦)、モナコなど28カ国の宝石店で100件以上の強盗事件を起こし、被害総額は約350億円に上る。ピンクパンサーが関与した疑いがある事件も含めると被害総額は約450億円以上との見方もある。 メンバー数人が客を装い高級宝石店を訪れ、ドライバーやナイフ、拳銃などで店員を威嚇して宝石を強奪。店員を傷つけたり、金庫内の現金には手を付けないのが特徴だ。犯行時間は平均5分以内と短時間で、07年6月の銀座事件はわずか32秒だった。宝石店を入念に下見し、奪う宝石や逃走経路を吟味したうえで襲撃を繰り返しているとみられる。 強盗団をピンクパンサーと命名したのはロンドン警視庁とされる。03年5月20日にロンドン市内の高級宝石店が襲われた事件で容疑者宅を捜索したところ、洗面所に置かれたコールドクリームの瓶にラップにくるまれた被害品が隠されていた。その手口が1963年のコメディー映画「ピンクパンサー」と同じだったからだという。 ◇ やっと逮捕されましたね。「ピンクパンサー」ね。さすがロンドン警視庁=スコットランド・ヤードの命名でしたか。 シャーロック・ホームズのころから、このスコットランド・ヤードは活躍していました。 でも、キプロスで偽造パスポートで逮捕され、スペインに移送されていたんですね。宝石は戻って来るのでしょうか。200人の大所帯の窃盗団。じっくり日本で取り調べてほしいですね。(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月14日 09時28分00秒
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