2022/01/01(土)16:57
全米トップ40
今日の13時から15時まで、ラジオ日本で放送された全米トップ40の特番をお聴きになった方はいらっしゃるでしょうか?
全米トップ40とは、1974年から1986年までラジオ関東(現在のラジオ日本)で放送された番組で、ビルボードのトップチャートを伝える番組でした。
今日の特番は、タイトルにLOVEが含まれる曲をリクエストして、選ばれたリスナーが、その曲の思い出などを語るという企画でした。
実は、私はリスナー代表として出演したのですが、緊張のあまりお話ししたかったことの10分の1も話せなかったので、ここに準備した原稿を挙げておきたいと思います。
ちなみに、私がリクエストしたのは、クイーンの「Crazy little thing called love」でした。
「昨年はフレディ没後30年ということもあり、多くの方が、この曲にリクエストされたことと思います。
その中で今回、この曲を紹介するという栄誉をいただきましたことに、先ずは感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
トップ40を一番よく聴いたのは高校時代で、土曜の深夜にお世話になりました。
友人の多くは鶴光さんの番組を聴いていた中、へそ曲がりの私はラジ関にチューニングを合わせていました。
当時は千葉県木更津市の山奥に住んでおりまして、特に入りが悪かったラジオ関東を、窓辺に置いたラジオで聞き入っていました。
さて、皆さんもご存じのように、この曲はクイーンが全米で初めて1位になった曲で、1980年2月のことでした。本国のイギリスでは、前年79年にリリースされましたが、2位止まりでした。
私が初めてこの曲を聴いたとき、あの曲調、ロカビリーのテンポに「えっ!これがクイーンの曲?」と思ったものでした。
でも、この驚き、そして幅広さがクイーンの凄さを表しているのだなと思います。
クイーンの代表曲は何?という質問には、皆さんにそれぞれの一曲がおありかと思います。
私にとっては、間違いなくこの曲がクイーンを代表する一曲と言えます。
それまでは"We are the Champions"が上位にランキングされたものの手が届かなかった全米1位の座。「狙って作れば簡単さ」と、フレディは言うかも知れませんね。見事4週連続1位に輝きました。
では、トップ40で1位を取った時の湯川さんの言葉で締めたいと思います。
"Crazy little thing called love"、これでクイーンは1位になった。」