「ブルックリン・フォリーズ」ポール・オースター著
先日、NHKBS1で放送している「エルムンド」にラリー・カールトンさんがゲスト出演されていました。非常に格好良く、こういう大人になりたいと、いい親父が思いました。この小説は、この格好よさに通じるところがあります。お洒落?とにかく雰囲気がいいんです。考えてみれば、著者のポール・オースター氏はニュージャージー出身。ラリー・カールトン氏はカリフォルニア出身。アメリカの東と西で全然違うはず。この通じる雰囲気はどこから来ているのか?両氏が同年代と言うところから来ているのか?生きてきた時代がそうさせたのか? 暑い夏の日に、テラスにパラソルを立てて、冷えた白ワインを用意してください。そんなシチュエーションがお薦めですね。