2010/01/30(土)02:26
越後の笹飴
こんばんは
会社の同僚が、出張の土産に、越後の笹飴を
買って来てくれました。
越後の笹飴 posted by (C)おにいちゃん
ガラスのように透き通った飴が、
笹の葉に巻かれているというか、
包まれています。
越後の笹飴といえば、
すぐに思い浮かべるのは、
坊っちゃん。
夏目漱石の坊っちゃんです。
僕が中学に入った頃だと思います、
僕は、本を読むことがあまり好きでなかったのですが、
初めに、この本を読まされました。
読まされた、という表現は良くないですが、
とにかく、本は読まなくちゃいけないと・・・
それ以来、
三四郎、門、それから、など、
読み出し、
次に川端康成の雪国とか、伊豆の踊り子とか
中学生で読んだのですが、
今、思うに、
川端康成の小説は、
どれもこれも、
中学1年生の読むものじゃないようにも思いますね。。
いや、読んじゃいけないわけじゃないけど、
あの、内容を理解できるわけがない。
今なら、当然、痛くなるほど気持ちがわかるような
そんな気がしますが・・・
話を戻しましょう。
坊っちゃんと越後の笹飴の関係は、
当然ご存知の方が多いと思いますが。
冒頭に出てきたはずです。
ばあやの「清」が、ぼっちゃんが、遠くに勤めることになり、
旅行と同じように考え、
お土産をせがんだわけですが、
そのお土産が、
越後の笹飴でした。
僕は、越後の笹だんごだと、ずっと
思っていましたが・・・。
なぜかと言うと、考えるに、
清が、笹ごとまるかじりする表現があったので、
飴を食べるのに、笹を食べるとは思わず。
笹団子を見たとき、これは、
笹ごと食べるかもしれない、
と、思ったのか。。。
あるいは、
笹だんごを笹飴と勘違いしたのか・・・
良く憶えていません。
まあ、50年近く前の、そんな昔のことですから、
記憶が、曖昧なのは仕方ないですよね。
笹は、殺菌作用があるから、
団子にまくのは、良く分かりますが、
このような、乾いた飴にまく必要は
あまりないような気もしますね。
さらに、この笹をバリバリ食べちゃうのもなー。。。
すごい豪傑ですね。(^。^;)
と言うことで、
このおみやげ一つで、
昔の、それも、中学の頃の
あの、なんというか、毎日がどきどき、
わくわく、
そんな、青春でしたね。(^^)v
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