津軽三十三観音巡り トップページ
青森県の津軽地方全域に散らばる札所を巡ります。霊場の開創年について正確な資料は残っていないそうですが、正保2年(1645年)の開創とされているようです。寛延4年(1751年)に再編され、現在の構成になりました。一通り廻ってみて、無人の札所が多いと感じました。個人の方が管理されている札所もあり、地域愛や信仰の篤さを感じると共に、その方がいなくなってしまうと容易に荒廃してしまうという危うさも感じました。専用御朱印もあり、札所案内もしっかりしているので、巡礼しやすい観音巡りだと思います。様々な伝承や古くからの風習が根強く残る津軽地方の巡礼ということで、田村麻呂創建の札所が多いのも特徴の一つです。何といっても、札所ごとに用意されている奉納経という参拝証の様な書類も良いですねぇ!二十二番札所以外の札所で有難くもいただくことが出来ます。御詠歌が書き込まれており、昔から経を納めた方に渡していたものらしいです。南部地域と同じく、神仏習合の痕跡が色濃く残るディープな巡礼となります全札所の御朱印と位置は下のリンクからご確認ください。・津軽三十三観音巡り 御朱印の記録以上です。