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カテゴリ:数学
温故知新ラーニングです。
令和最初の月の下旬、とても暑くなりました 昨日5/26、北海道佐呂間町ではなんと39.5℃まで 達しました! こちら関東も天気がとても良かったので、 うれしくなって、外での散歩を楽しみました。 家の近所からも東京スカイツリーを見られます。 そんなことは自慢になりませんね(笑) 私、まだ展望デッキまで昇ったことありません さて、少し遠くに東京スカイツリーを見ながら、 この天気が良くて大気が澄んでいたら、 展望デッキからどこまで遠く見えるのか? ふと、疑問に思いました。 散歩で日光をたくさん浴びた後、家に帰り、 早速、計算してみました。 ここで、高校まで学んだ数学の中で、 次の2つが思い浮かびました。 ①三角比(sinθ、cosθ、tanθなど) ②方べきの定理 どちらでもいけそうですが…少し迷った末、 「sinθ、cosθ、tanθで数学嫌いになった」と 話す人が多かったことを思い出しました。 ということもあり、①三角比を使わずに、 ②方べきの定理を使って計算します。 イメージを表すと下の図になります。 ※地球の半径は、およそ6400km ところで、 「方べきの定理」って聞いた事ありますか? 私の記憶では、 中学・高校時代、はっきりした感じではなく、 図形問題を勉強する中で、いつの間にか登場して きた定理って感じがします。 「方べきの定理」を簡単にまとめました。 定理としては1つにまとまります。 スカイツリーの展望台から見える距離を計算 するためには下の図がイメージし易いです。 向きを変えて、最初の図に戻って計算してみます。 スカイツリー展望デッキは2つあります。 ①展望デッキ 350m ②展望デッキ 450m まず、①高さ350mの展望デッキから計算。 次に、②高さ450mの展望デッキについて計算。 展望可能な距離が出ました! さらに、地図上にスカイツリーを中心として、 展望デッキから見え得る範囲を表現してみます。Google マップより 円に色をつけて表します。 赤い円:350mからの展望できる範囲 青い円:450mからの展望できる範囲 距離だけ求めるよりも、地図に表現すると、 どこまで見えるのかが視覚的にわかります。 高さ450mからの眺望、視界がとても良ければ、 千葉県の九十九里浜を超えた 太平洋を展望することは可能ですね でも、 銚子、館山には届かず…で 千葉県全域をカバーすることはできません。 「地球は丸い」ですから、当然限界があります。 海に行った時、水平線を広く見渡すと… 「地球は丸い」ってことを実感できます! スカイツリーで昇ったことがない私ですが、 天気のいい日に昇るぞ☀🌊と夢見ています(笑) 今回のブログは、 定理とか公式とか…で嫌気が指している中高生が 多い数学。 それを実際に見える世界に当てはめてみました! 私も、多くの人と同じく、 無味乾燥な?数学の問題を解くことは、 あまり楽しいとは感じないこともあります。 でも、 実生活や実体験と結びついた時、 温故知新を感じるというか、嬉しい気持ちです。 あなたはいかがでしょうか? 下に図形を含む参考書をいくつか挙げておきます。 社会人と大学生のための中学数学精義 [ 安藤洋美 ] 中学数学〔新装版〕 (学研パーフェクトコース) [ 学研プラス ] 何かご質問等ございましたら、 コメント、またはお問い合わせフォームでお願いします! ※フォームから送信して、直接に連絡とることができます! ご質問のみの場合、ハンドルネームも可。 勉強、苦手! やり方わからない!という方、大歓迎 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎家庭教師に関するお問い合わせ! 遠隔型! 家庭教師『温故知新』(個人契約) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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スカイツリーに方べきの定理を応用するとは、斬新です。
(2019.06.09 19:15:13)
コメントいただき、ありがとうございます!
普通は三角比を使いますよね。方べきの定理は、あまり使われていない気がします。 私も数学の指導以外では、今回のように接線となる時しか方べきの定理を使ったことないです。 (2019.06.09 20:23:12) |