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沢山、色々思う。
あいつに、やっと会いに行く事ができた。 中々…頭では整理出来てたけど、心が追い付いちゃくれなくて、行けなかった。 本当は49日過ぎるまでに行くべきだった(行きたかった)けど、あいつが、あんなに体格の良かった男が、白い四角い箱ん中に、あんな小さな箱に… 収まってしまったとこに会いに行く勇気が無かった。 あいつがいなくなった事で何か僕の生活が変わった訳ではないし、毎日泣き崩れる訳でもない。 だけどこれから何か、あいつに関して変わる事もない。 不動…その悲しみの深いこと。 霊前の写真は成人式のものだった。 あの写真を撮るときのことが想像できる。 カメラを構えて満面の笑顔を浮かべるあいつの母さん。 少し照れてるけど嬉しそうに玄関の前で直立して、母のもつカメラを見つめるあいつ。 なぁ、まだ早いだろ。 墓前にも行った。 高台の、家のすぐそばだった。 …お前、親より先に名前刻むなよ。 線香供えるのがやっとで、手をあわせられなかった。じっと写真を見つめて、墓石を見つめて。 それが精一杯。 ずっと話しかけてた。 沢山、話すことがあったから。 だけどどうしてかな。 涸れたと思ってた涙は止まらなくて。 悔しいとか何かしてやりたかった、とかは思わなくて。 ただ、まだ生きてる気がして仕方無くて。 なぁ、人は脆いな。 なぁ、また来るよ。 何を言えばいいのやら。 ただ、早過ぎるよ。 それしか…今は浮かばない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月21日 14時57分12秒
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