2013/09/07(土)07:49
【トラウマからの回復】日本教育キネシオロジー協会では東日本大震災の支援を行ってます
先日出版されたばかりの本、
「トラウマからの回復」はご覧になりましたか?
トラウマからの回復 [ スベトラーナ・マスコトーバ ]
私は早速読みました。
そしてぜひ皆さんにも読んでいただきたい!
と思いブログでもご紹介することにしました。
本の内容は、
1989年ロシアでの列車事故で、
全身大やけどを負ったり、パニックになっている子供たちに、
ロシアの心理学者スベトラーナさんが、
どのようにトラウマケアを行ったのか書かれています。
著書には、
「このような被害者のほとんどが、生き残っていくためには、
ショックと無気力から回復しなければなりません。
心的身体的外傷のひどさに、
多くの子供たちは生きる気力を失っていました。
最初の数日間で、
6人に1人の子供たちが私たちの腕の中で死んでいきました。」
と書いてあり、
壮絶な状態だったことが伺えます。
ブレインジムを行っていくと、
子供たちの根深かったトラウマが、どんどん軽減していき、
回復力が上がり、元気になっていったそうです。
また、ブレインジムを行うと少ない投薬治療ですむことが分かり、
ブレインジムを実施した病棟では、
三週間以内での死亡率が下がったと書いてあります。
その様子が実践方法と共にレポートされているんです。
例えば、著書の中でスベトラーナさんは、
重度の骨折と全身火傷を負っている動けない子供には、
ブレインジムをやっているのをイメージさせたり、
ブレインジムをやっているのを見せて効果を上げています。
ミラーニューロンの働きですね。
また、
エネポートで良く話題にする原始反射にも参考になる知識が得られます。
「ストレス、緊急事態、神経衰弱などの際、反射が戻ってきて作動するのを観察した。
~~こうした状況下では、反射はしばしば生き抜くための助けをしてくれます。」
「モロー反射や恐怖麻痺反射が改善されると、子供たちはより安全に感じる」
他にも役に立つ情報が満載です。
なかでも強く印象に残ったのは、
繰り返しでてくる「今ここ」にいること。
そのためにブレインジムが役に立つということです。
以前、エネポートのブログでも書きましたが、
【今ここにいるという重要さ】http://eneport.blog.fc2.com/blog-entry-436.html
ブレインジムをすることで、
周囲からの影響を受けず、
自分本来の周波数を保つことが出来るんですね。
私自身、ブレインジムをすると、
自分の体の中に入っていって、自分本来の感覚に戻ってしっくりくる
という感じがあるんですよ。
著書には、以下のように書いてあります。
「身体がすべての可能性(本当の意味での「今、ここ」の場所)にくつろいでいる時には、
過去の地図を辿るときにも、将来に向けて創造的になるときにも、
心は安心しています。
「今」が拡大していって「すべて」をゆったりと包み込みます。」
この部分はもう少し詳しく書いてありますので、
ぜひ本をご覧下さい!!
すごくオススメです☆
この「トラウマからの回復」は、
著者であるスベトラーナ・マスコトーバ、パメラ・カーリーさんの意向により
東日本大震災の被災者や支援をされている方で、必要な方がいらっしゃいましたら
無償でお届けすることができます。
NPO法人日本教育キネシオロジー協会 (http://www.edu-k.jp/) が取りまとめているので直接問い合わせるか、
エネポートまでご連絡下されば、こちらから協会に繋ぎます。
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