この前の夜にネコチャンを轢いてしまって、落ち込むあたしに仏の救いの言葉を掛けてくれた人がいました。

その言葉は「本当だったら、もっと大きな事故にあってたかも知れんのよ。それをそのネコが身代わりになって持って行ってくれたんやと思うよ。感謝すればそれでイイんよ。」でした。
その人は近所の奥さんなんだけど、霊感が強く、霊を見てしまうという人です。
いつも霊が付いて来てしまって、金縛りに遭ったり家の中を霊が浮遊するらしい。
そんな時は、「私には力が無いので、付いてきても仕方ないんよ。お経を唱えるので、それで出て行ってね」と心で話しかけるんだそうです。
そうしたら、霊は不思議と消えるそうです。

そんな人の言葉なので、妙に納得するし、気持ちの転換が出来ました。
心が軽くなって、明るい方に考える事が出来た。
ネコの姿が消えたのは不思議だけど、そうなのかな～って守られてるのかなって思えるようになりました。

でもね、でもね。今朝、裏口あたりで何かが動く気配と鈴の音がして、フッと見ると黒ネコが家の中にいるのが見えたの。
「ぎょえー！」。追い出そうと慌てて行ったら、姿がどこにもナイ・・・ない・・・無い。消えた。。。
何故～～～！？何故～～～！？
確かに黒ネコに見えた。シッポがあったもん！鈴の音が聞こえたもん！なのに・・・

ドキドキドキ。心臓の鼓動は治まらない。
やはり呪われているのか。。。

そこで冷静に考えてみる事にした。
今日は風が強い。裏口から風が入って来ていた。
あたしは目が悪い。曇ってる日（今日は曇り）は何でもボヤけて見える。
ネコが歩いたと見えた場所に、クシャクシャになった黒いゴミ袋が転がっている。

犯人はこれか！？　棚の上に置いていたゴミ袋が風に煽られて落ち、転がる瞬間をあたしは目撃したのかも。。。
しかし、耳にした鈴の音は・・・？

何やら、まだスッキリしません。
まだ何か災難があたしの身に振りかかる予兆なのか。

取り合えず、車は洗った方が良さそうだ。。。