「LOVERS」 観てきましたよ。いやー、見ごたえありました。
映画が終わった後はそんなに感動もなかったんですけど、こうして今、何時間か経ってからジワジワと感動が押し寄せて来たって感じです。
主役はチャン・ツィイー&金城君でしょうか。いつも一緒にいるし、露出度が高いですから。。
アンディ・ラウの役どころも魅力です。
彼は演技が上手いなぁ。自分の思いを隠しながらの表情がステキ!
目隠しを外しコチラに顔を向け、ニコッと笑う顔。
それが何とも言えない、悲しみ、嬉しさ悲喜こもごもの笑顔で、グッと来た。
お話は、タイトル通り「愛」一色ですね。
それが、いろんな愛の形で、そこに「諜」が見え隠れするのです。
あまりネタは書けませんけど、実際「あっ!」と驚く「諜」がありました。
そこまで、想像してなかった。。。(←マンマと引っかかってる(;^□^))
ラストのねー。雪原での闘いがまた、美しく且つ悲愴で、心に響くものがありました。
最後まで、「諜」です。
見どころは他にもたくさんあります。
冒頭の遊郭でのチャン・ツィイーとアンディの対決、太鼓の舞い。(正式名称がありましたけど、忘れました)
ワイヤーも使っての動きでしょうけど、チャン・ツィィーの動きが素晴らしい!
さすがダンサー出身!体のキレが違うし、中心がブレない。
何度も長い袖を巻きながら、体を回転させるところは、思わず「陰陽師」の萬斎晴明を思い浮かべたほど・・・(←また、そこへいく( ̄▽ ̄;))
あれは見ごたえありますよ~。その後、アンディと闘うのですが、そこも殺陣&カンフーでスピード感とドキドキ感で、はなから魅せてくれます。
遊郭に赴いた金城君の女を侍らせ酔っている様は、スケベな感じが出ていて良かった。
唯一、その場面だけじゃないかな?笑顔を見せているのは。
とにかく、綺麗。全体的にね。山の紅葉や草原、竹林。
HEROに比べて、ワイヤーアクションも押さえ気味でしたしね。
ちょっと忍者っぽい所もあったけど、まだ許せる範囲でした。
お話の進み方もわかりやすかったし。。。
盲目の踊り子シャオメイ(小妹)。追っ手との戦いもちゃんと、盲目の目線になってる。
凄い事ですよね。どうしても武器の動きや相手の動きを目で追ってしまうのに、それを見てないの。
この映画はチャン・ツィイーに軍配が上がりました。
金城君でも、アンディでもなかったです。
この二人も良かったですけどね。
それで、ウッカリ忘れていた事があって、音楽を梅林茂さんが担当されてる(陰陽師も彼でした)ので、注目してたのに、ちゃんと聴いてなかった。
エンドロールで名前が出てきて「あっ!そうだった」っと気付いたマヌケです。
でも、二胡の音色が響いていたのは印象に残っています。(それだけかよ!)
時間があれば、もう一度見たいけれど、レンタルで我慢しようかな。
来週は「ヴァン・ヘルシング」を観に行く予定。
その次は「ヴィレッジ」。その後は・・・
さてさて、どこまで続くのかつきうさの映画鑑賞。
だって、観たい映画が目白押しなんだもーん!