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2005/03/10
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テーマ:ニュース(100221)

今年もやって来ました。
私の実家のある近江八幡市の「左義長(さぎちょう)まつり」が今週の土日にあります。

毎年ワクワクしながらこの時期を待ち、実家に子どもを連れて帰ります。
「左義長まつり」はその昔、安土にいた織田信長が南蛮傘を被り豪華な衣装で自ら繰り出し、五穀豊穣、今では、商売繁盛(近江商人の地ですから)を祈願するお祭りです。

祭りでは、女装した若衆がその年の干支の飾り物を付けた山車(ダシ)を担ぎ、町内や神社の境内を練り歩きます。
最近はお化粧している男の子は珍しくなくなったけど、昔はとっても奇抜な祭りに映ってたと思います。
髪を赤や金、銀に染め、顔も綺麗にお化粧して各町で揃いの半被&着物を着て足元は下駄履き。
最近は、足元は運動靴、着物からズボン形式に変わった町も多いですが、まだ古式ゆかしいスタイルで参加する人も健在です。
「チョウヤレ、チョッサジャ、マセ、マセ」
この掛け声と共に山車を担ぎ練り歩く。。。 あぁ、お祭り大好きな私の血が騒ぐ!

取り合えず、お祭りが行われる「日牟礼八幡宮(ひむれはちまんぐう)」のHPを紹介します。
そこの「左義長祭り」をクリックすると去年の山車の様子が見れます。
「日牟礼八幡宮」

各町内(全部で13基程の山車がある)が手作りで仕上げる山車は、土曜の昼に神社の境内に勢揃いし、「山車コンクール」が行われます。
この優勝をかけて、町内であれやこれやとアイデアを出し合い、デザインを考えて作るんですよ。
使う材料は「穀物、乾物等」の食べ物。 山車の上には炎に見立てた「赤紙」が風になびきます。
日曜の昼には神社境内や、道路で「ケンカ」(山車同士のぶつかり合い)が繰り広げられ、夜の8時に山車5基の一斉奉火。 その後は順番に燃やしていきます。
お正月明けからみんなが寄って、作った山車を最後には燃やしてしまうんです。
踊り子達のボルテージが一層上がる瞬間です。
「燃やすな!燃やすな!」藁を手に、燃える炎を消そうとする若衆たち。
それでも、山車に付いた炎は火の粉を夜空に舞い上げる。
山車も人も完全燃焼します。
そしてまた来年の祭りに向けて、彼らの生活は始まる。

去年の祭りの写真を一杯持ってたんだけど、保存してたホルダをうっかりして削除してしまった( ̄Д ̄;)ガーン!
「猿」のダシを一杯撮ったのにぃ~。 残念――!
で、いろいろ検索したら近江八幡にお住まいの「タヌPONさん」が左義長のお写真をたくさん公開されてるのを発見!
私のHPで紹介させてもらっても良いか お尋ねしたら、快く承諾して下さいましたので、紹介させていただきます。
「タヌPONさんのHP」

HPの右側にある「左義長祭り」をクリックして、「左義長誕生」「渡御(とぎょ)」「平成16年『花』」で、いろんな写真を拝見出来ます。
「渡御」の4枚目の「池田町こども会」のダシを良く見てね。 小猿さんが軍配を持ってますが、これって「靱猿」に見えない?
去年、このダシみて興奮しましたわ!
「猿と獅子とは御使者のもの~」と頭の中でこのフレーズがグルグル回ってた。
『花』では「ケンカ」の様子が見れます。これも興奮するんですよね~。
自分の町内の対決には力が入ります! 
今年は「酉」。さて、どんなダシが見られるかな。

小さい時からこのお祭りが大好きで、男に生まれたかったなーっていつも思ってた。
今でこそ、女の人の担ぎ手もいますが、女の子が祭りに参加出来るのは小学生まで。
大人の山車に綱を付けて引っ張る役です。
中学になったら、男子は担ぎ手に女子は山車の後をくっ付いて歩くだけ。さみし~。
祭りは男のもの。これが祭りでは常識でしたもんね。

しかし、このワクワクする祭りも時代と共に微妙に変化して、管理された祭りになりつつあります。
昔は至る所で山車の「ケンカ」が繰り広げられ、練り歩きも時間と関係なくしょっちゅうしてましたが、今は交通事情の変化で「『ケンカ』の場所はここ」と決められ、時間的管理で祭りが行われてる気がする。

月曜は仕事があるからと、8時の一斉奉火に手を上げる町内が現れたり。。。
前じゃ考えられなかった。「8時に早々と燃やすなんて真っ平ゴメン」この考えが殆どだったから。

だから、「左義長祭り」が近づくとワクワクする気持ちも多いけど、前より面白くなくなったので、ちょっと寂しい気もする私なのです。

今年は親戚に不幸があったので、あまり派手にしないという実家の意向ですので、日曜だけ帰る事にしました。
また、写真を一杯、撮ってきたいと思います。

このお祭りには数々の思い出が詰まってて、なかなか上手に説明出来ないんだけど、私にとっても、年1回の大事なイベントのひとつです。 
左義長の時は毎年といって良いほど、お天気が悪い。
今年も日曜は雪マークが出てる。昨日、今日は春の陽気だったけど、左義長は冬に逆戻り。
この祭りの準備をし、1年間楽しみに待っていた関係者の事を思うとせめて雨だけは降って欲しくないなと思います。
この祭りが終われば、湖国もいよいよ春の訪れです。






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最終更新日  2005/03/10 09:18:10 PM
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