1361935 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2005/07/17
XML

今朝、NHKで「かんさい 思い出シアター」という番組を見ました。
内容は、「京に生きる芸:狂言の茂山家四世代の記録 昭和58年」というもの。

昭和58年に放送された、京都の清水寺の舞台で行われた親子四代の奉納狂言の模様と、千五郎家の稽古の様子などのドキュメント番組。
現:千作さんのナレーションで番組が進んで、先代の千作さんが今の千五郎さんに小舞の稽古を付けてる場面、そして千五郎さんの息子の正邦さんが小学生(今は33歳)で、小鼓のお稽古をされてる場面などもありました。
それに混じって、小さい宗彦さんのお姿もちょこっと映る。

千作さんの三男、千三郎さんもと~~ってもお若い!
先代の千作さんはこの昭和58年の時は88歳の米寿でしたけれど、とても88歳のお年には見えなかったです。
普段から芯のある厳しそう~~な御仁でした。ホント凄い!

居間で大祖父さん(先代:千作さん)とお祖父さん(現:千作さん)とお父さん(千五郎さん)と孫の正邦さん。
この4人がお茶を飲みながら、千作さんが「一子相伝。大極伝」の説明を正邦さんに話してます。
「一子相伝って分かるか? 一人の子にしか伝えられへんって事やで。その子意外の誰にも見せたらアカンのや。。。ま、今は誰にでも見せてるけどな。。」x
(*´∀`)アハハ~~。 千作さんのその間がいいな~。

鴨川の土手のアチラ側に千五郎さん。コチラ側に正邦さんが立って、口伝えのお稽古をされてる。
あの川幅の広い鴨川のアッチとコッチ。声が凄く通ってる。
こうして親から子へ。子から孫へと伝わって行くんですね。

それから貴重な映像として、子どもだけの狂言の模様が少し映りました。
演目は「口真似(くちまね)」
主は正邦さん。太郎冠者は。。多分、正邦さんの弟の茂さん。客人を千作さんの次男:七五三さんの長男:宗彦さんが演じておられる映像。

10歳に満たない子たちの立派な狂言舞台。。と思いきや、長い袴を踏ん付けて、足元がおぼつかない3人に見所からは大きな笑いが。。。ヾ(≧▽≦)ノ
可愛い子ども狂言でした。
しかし、3人とも今はいい大人だから、今更そんな映像も恥ずかしいでしょうな。

千五郎家の嫡流の正邦さんには、双子の男の子が誕生しています。
この子達が初舞台を踏む日もそう遠くないでしょう。
その時まで千作さんには先代のお父様のように、現役バリバリで頑張っていただきたいものです。

しかし、NHKさんよ。最後に正邦さんとして紹介した人物の写真は、どう見ても千三郎さんにしか見えないんですけどね~。

京都のお豆腐狂言として庶民に親しまれてる茂山千五郎家。
これからも「家」を中心に新しい事に挑戦しつつ、狂言の楽しさ奥深さを極めていかれるんでしょうねぇ。

今週末にはその千五郎家の夕涼み狂言会が能舞台で催される。。
まだ当日券が残ってそう。。 
「何とかならないかな~」と画策している つきうさです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005/07/17 11:11:09 PM
コメント(12) | コメントを書く
[つきうさの舞台鑑賞日記] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X