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2006/05/09
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カテゴリ:映画感想

『LIMIT OF LOVE 海猿』

umizaru2


仙崎大輔。。。 でっかくなったね。 潜水士として。。一人の男として。。
そして、人間として。

スッゴイ映画だった。ファイナルに相応しい内容だった。
伊藤英明さんは、この「仙崎大輔」で、一回りも二回りも役者として大きくなったね。
映画「海猿」に始まって、TVドラマ「海猿」を経て、この「LIMIT OF LOVE 海猿」
仙崎大輔はどこまでいっても仙崎大輔なんだな。

どんな苦境に陥っても決して諦めない。 一縷の望みに掛けるその強さ。
惚れた。マジで惚れたぞ、仙崎大輔。

カンナと結婚するってのに、キワキワになって迷う大輔。
超~~不安なカンナ。
それもこれも、海上保安員という過酷な仕事であるが故の、遭難者に対する負い目などなど。。

映画はのっけから、過酷な状況の大輔を映し出す。
こちらをとれば、あちらが立たず。人命救助の限界がそこには見えます。

そしてそして、これでもか~~~!と襲う怒涛の苦難。
見ていてとても疲れたわ。それでも諦めないのだ、大輔は。

はたして、1分30秒も息を止めて潜水出来るだろうか、私に。。
いや、出来ないだろう。きっと死んでる。
だけど、誰もが徐々に諦めなくなってくるのだ。
凄いぞ!仙崎大輔! その背に映る船内の炎が後光のように輝いている。

傷ついた体なのに、バディを助けに行くその姿。
人の荒んだ心までも清浄してゆく。 凄い男になったなぁ。

【Join Hands】
握られたその手の意味。 泣けるねぇ。
こんな風に誰かと手を握った事があるだろうか。
こんなに深い意味で握られる手の数々を見ていると、人の命の尊さがものすごく伝わってきます。

多くは語りませんが、(いや、どう語っていいのか分からないというのが現状です)とってもいい映画でした。
エンドロールでは、前作映画やドラマ、そして今回の映画の見所シーンや、和気藹々とした撮影風景が映って余韻にひたれましたよ。

見て、損はしない映画です。是非、ご覧になって下さいね♪






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最終更新日  2006/05/09 10:22:53 PM
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