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2006/12/20
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レポ弐でござる。。 レポ壱はコチラ


舞台の雰囲気が一変して、後ろのスクリーンに雪が降ってる。
と、そこへ、ジングルベルのメロディの鼻歌を歌いながら、サンタクロースがポツポツと歩いてくる。(サンタは丸山やすしさん)
とても、淋しそう~~。
サンタ「旅のものでござる。。途中で乗り物を失いました。これでは仕事が出来ません。道にも迷って疲れました。オーマイガー!」
と、言って舞台の真ん中で行き倒れに…
そこに、妻から逃げ出した太朗冠者がやってきました。就職先を失って途方にくれています。
と、倒れているサンタに気付きますが、これ以上面倒な事を背負い込みたくないので、素通りしようとしますが、サンタに気付かれます。
仕方なく、サンタを介抱する太朗冠者。
太朗冠者「あなたは、どなたでございますか?」
サンタ「私は、サンタ・クロースというものです。途中で乗り物を失って、道に迷って倒れてしまいました。」
太朗冠者「それはお気の毒に。。背中をさすってあげましょう。」
サンタ「いや~。お上手ですな。プロフェッショナルです。」 
太朗冠者「仕事で馴れておりますから」
サンタ「お仕事は何を?」 太朗冠者「太朗冠者です。」
サンタ「では、お名前は?」  太朗冠者「…名前も太朗冠者でござる」
サンタ「これは不思議な。名前も仕事も一緒とは。本当の名前があるのでは?」
太朗冠者「名前・・・たしか、あったようにも思いますが…忘れました。」
サンタ「自分の名前を忘れるなどと、そのような事があるか。」

その後、太朗冠者が職を失ったことを知って、サンタは自分の仕事を手伝って欲しいと頼みます。
そこに、サンタに使える召使がやって来ました(あきらさん)
サンタ「おー。これは、ウィリアムズ!」(爆笑~~~!)
サンタ「この者が今カラ仕事を手伝ってくれる事になった。お前からいろいろ教えてやってくれ。」
ウィル「はい。承知しました。子ども達がサンタクロースからのプレゼントを待っております。今の子どもは夢を持てなくなっています。だからグレたり、すぐキレたりするのです。こんな時こそ、サンタクロースは必要なのです。トナカイがいなくなって、さぞお困りでしょう。みどもと太朗冠者がトナカイになって、ソリをひきまする。」

この言葉を聞いた太朗冠者はそろりそろりと退散しようとします。(トナカイの代わりなんて、)まっぴらゴメンですよね)
ですが、ウィリアムズに見つかって、トナカイの角を被せられ、手綱を巻かれてしまいます。
そのうち、ウィリアムズが「たまには鞭でトナカイを打たなければ、子ども達が不審に思います。どうぞ、遠慮なく鞭で打ってください。」と言うと・・・
太朗冠者は顔色真っ青( ̄Д ̄;)(そんな表情に見える)
サンタは躊躇しながらも「ノープロブレム」と言うウィリアムズの言うとおり、トナカイにピシィーっと鞭打つ。
ウィル「メリークリスマス!」
太朗冠者「いたーーーっ!」

ピシィーー!
「メリークリスマス!」  「イターーッ!」
こりゃたまらんと、太朗冠者は手綱を解いて、逃げてしまいました。

ここで、第1幕終了~~。20分の休憩に入りました♪
休憩時間に小腹が空いたので、娘とイチゴショートを食す。うま~~!
早めに並んだので、ケーキにありつけましたが、数分後にはすっかり売り切れていました。
ラッキー♪

そして、第2幕~の始まり~~♪
舞台には大きなカブを持った百姓がひとり(茂さん)
今年も良いカブが出来たと喜んでいました。
そこへ、サンタから逃げ出してきた太朗冠者がやってきた。頭にはトナカイの角がついたまま。
取ろうとしても何故か取れない。まるで鬼の角のようになってしまってる。
そして、カブ(蕪)をもった人に気付いて、食べ物を分けてもらおうと声を掛けますが、百姓は太朗冠者を鬼だと勘違い。
百姓「わ~~。ごゆるされませ~~~。みどもを喰らうのはお許しを~。このように痩せて美味しくないですよ。ノロウィルスが体内に潜んでいるかもしれません。このカブでご勘弁くださいーー!」と、カブを差し出して逃げていきました。
(ノロウィルスって~~。またもや、アドリブですかね~。まるでヨシモトみたいです~)
太朗冠者「みどもは、もはや鬼として生きるしかないのか。今更、主人の元にも帰れないし。。よう~し!今から鬼として生きるぞ!」
そこへ、見るからに成金の男がやって来ました(千五郎さん)
太朗冠者は脅して金を巻き上げようと考えます。
太朗冠者「い出、喰らおう~~!」
成金「…ふ~~~ん」
(千五郎さん、ナイス!)
太朗冠者「ふ~~んって。鬼でっせ?恐~~ないん?」
成金「わても鬼や」
太朗冠者「鬼て…角は。。?」
成金「抜いてしもた。今時の鬼は角は抜くのが常識です。そやのに…”いで喰らおう~~“ やて。。かっこわる」
(わはは~!この間がええのよね)
すっかり、度肝を抜かれてしまった太朗冠者。
太朗冠者が持っているカブに目をつけ、「これは、素晴らしいカブや。これとちょっと私に預けなはれ。悪いようにはせんさかい。」そこに、頭取がやってきて、成金が「こいつも鬼や。金で人を殺すのや。銭がなかったら、心臓売って払え~~っていう奴や。名前はファンド。苗字は村上。捕まったのは。。兄や。」(冗談キツイな~~。でも、大爆笑~~)
太朗冠者から預かったカブを超~有望カブ(株)として、一部上場する事になり、頭取が口八丁で捕まえたトナカイ(茂さん)を呼び出して、持っていくように伝えました。(サンタのトナカイはこんな所にいたんですね~。とても、事務的な受け答えしてたのが印象的でした~)
そうこうしているうちに、、おもむろに懐から扇を出して、「チャン、チャカ、チャカチャーチャー」と口ずさむ千五郎さん。
それは、「六甲おろし」のイントロメロディでした(笑)
続きを会場の人に歌って欲しそうだったけど、誰も歌ってくれなくて、自分で歌って、「これ私の着メロですねん。」と、言って扇をパチンと少しだけ広げました。
扇は携帯電話の模写だったんですね。

それは、カブを一部上場したトナカイからの電話で、5億円まで跳ね上がったので、「売り抜けしろー!」と指示を出して「売り上げの半分の2億5千万は現金にして渡しますさかい。セレブを楽しんでおくれやす。そや、たしかヒルズに空き部屋がひとつ出来たな。」
頭取「そうでした。掘り出しもんのえーもんがありますわ。これを「ホリエモン」と言いますのや」
(ひぃ~~。またしても~、時事問題全てクリアですかぁ)
成金「もうセレブやから、太朗冠者でいることはない。これからは太朗冠者を雇って主人として、生きるべきですよ。」
太朗冠者は、何が何やら判らないまま、主人になるべく、成金、頭取と共に、衣装を替えに退場していきました。

と、ここで、衣装替えに多少時間がかかるちゅーことで、茂さんご指導の下、「起き上がり小法師(おきゃがり こぼうし)」
の謡いのレッスンが始まりました~~。
お客には、会場入りと共に、「起き上がり 小法師」のセリフが書いた紙を渡されていました。

ハア
  京に  京に  流行る
      起き上がり  小法師 ヤヨウ
  殿田に  見れば  つい転ぶ  つい転ぶ
  合点か  合点じゃ
  合点  合点  合点じゃ  (何度も繰り返す)


まず、茂さんが1小節ずつお手本で謡ってくれて、その後にお客が続けて謡います。
何度か練習して、最後はみんなで声を合わせて大合唱~~♪
子どもは、「にほんごであそぼ」でもおなじみのフレーズなので親しみがあったみたい。
萬斎さんとこの和泉流とは、メロディが微妙~~に違うのだけど、基本的には同じです。
大人の方も結構、声出してましたね~。みなさん、元気な声でした。
モチロン、私もちゃんと声出してましたよん☆彡

そしたら、奥から「支度が整ってござる~」と声がしたので、舞台の続きが始まりました。
茂さん。お疲れさま~~♪

ここでレポ弐はおしまい~。

「レポ参」へ続く






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最終更新日  2006/12/20 09:30:48 PM
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