よもの海 みなはらからと思ふ世に など波風のたちさわぐらむ (By 明治天皇)
昨日のTBSのドラマ「あの戦争は何だったのか~日米開戦と東条英機」に萬斎さんが昭和天皇役で特別出演されました♪
って、萬斎さんファンには改めて言わなくったって、合点承知のスケですよねぇ~。
見ましたとも! 萬斎さんからのクリスマスプレゼントだと思って♪
出演時間は少ないと聞いていましたから覚悟はしてましたけど、ホンマに少なかったね~。
でも! その存在感は十二分に発揮されてたと思います☆
一緒に見ていた娘ッチは、萬斎さんが登場するなり「まんちゃん、かっこええなぁ。ええ声やしぃ~。」と絶賛!
小学5年生には難しい内容でしたが、10時ごろまでは一緒に見てました。
しかし、昨夜はサンタクロースがやってくる聖夜だったので、早々にご就寝(笑)
その娘と入れ替えに、塾から帰宅した息子ドンが一緒にドラマを見始めました☆
「徳富蘇峰」や「近衛文麿」に異常に反応し、独自の歴史的背景を語り出す。
さすがは受験生、よく存じてますな~。私なんて、陸軍と海軍が仲悪かったのもよく知らなかったわよ。
萬斎さんの昭和天皇を見て、「おーー!さすがは萬斎さんやな。雰囲気出てるやん。かっちょええし~」とこれまた絶賛♪
息子的に昭和天皇は。。「A級○○の仲間だ!」(恐ろしげな爆弾発言!)と、ドラマを見るまでは言ってましたけど、「あの時は日本全体に開戦の風が吹いてたんや。そら、政府や軍部も責任あるけど、国民も責任あったんや。」という結論に達したようでした。
冒頭に記した明治天皇の御製(ぎょせい:天皇の自作和歌)を常日頃から唱和していたという昭和天皇。
和歌の意味は
よもの海(四方の海=世界中) みなはらからと思ふ世に(みんな同胞と思う世の中に) など波風のたちさわぐらむ(なぜ争いをおこそうとするのか)
というところでしょうか。
今上天皇陛下はじめ、皇族方は昨日のドラマをご覧になられたかしらね。
萬斎さんの昭和天皇をどのようにご覧になったのか、ちと気になります。
皇族のイメージを損なわない素晴らしい高尚な演技で素晴らしかったな、って私は思います。
またサプライズでドラマに出演して欲しいな~。
来年も楽しませて下さいね、萬斎さん♪