自分を愛することは親を愛すること
ミロス理論によれば、人は男性性と女性性から出来ています。親の仲がどれだけ悪かろうと、たとえ離婚してしまったとしても、両親からの限りない愛によって生まれてきたのだと分からなければ、人は自分を愛する事ができません。自分を愛するとは、自分の中の男性性と女性性を愛する事であり、親を愛する事なのですね。これが、ミロスで言っている内なる結婚なのだと思います。すごいですね。自分を愛する事、最も自然体な自分に成る事が、あらゆるものを引き寄せていきます。その中の一つが結婚相手で、内なる完璧さが、外なる完璧なパートナーを引き寄せるとされています。ちなみに「理想の相手」とは、自分の内なるコンプレックスや心の傷を映し出しているに過ぎないという事もミロスでは言われていて、この事を理解できている人は世の中にどれだけ居るのでしょうかね? 容姿にコンプレックスを持っている人は美しい人を、経済にコンプレックスを持っている人はお金持ちを求めます。しかし、それらのものが本当は自分の中にもあるのだと知る事が出来れば、「理想の相手」を外に求める事もなくなりますよね。