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カテゴリ:認知症の母
<抜粋> あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、 その いっぽん いっぽんに キスを した。 いつのまにやら あなたはおおきくなって、 わたしの あかちゃんは、わたしの こどもに なった。 やがて、せいいっぱい てを ふりながら しだいに とおざかっていく あなたを みおくる ひが やってくる。 あなたは ふりかえり、あんなに おおきかった いえが とても ちっぽけに みえることに おどろくだろう。 いつか あなたも、たくましくなった その せなかに ちいさな おもさを せおうときが くるかもしれない。 そうして いつか ながい としつきの はてには、 あなたじしんの かみも ぎんいろに かがやく ひが やってくる。 わたしの いとしいこ。 そのときには、どうか わたしの ことを おもいだして。 抜粋なので旨くお伝えできていないかもしれません。 最初のページの挿絵で、愛しそうに赤ちゃんの指を数えるママを見て、 ママの気持ちでページをめくっていきます。 それが、いつしか娘の視点に変わっていきます。 最後の文面は、まるで本当に母が私に語りかけてくれているようで、 胸が熱くなりました。 日本野菜ソムリエ協会 「野菜」に関するアンケートに答えて、30名様に試作品モニターのチャンス!←参加中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年04月02日 21時35分11秒
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