新着記事一覧 | Ｈａｌｆ　Ｆｕｌｌ！～ＰＤ～

心の病で得たこと

やっかいな病気だけど、しみじみ落ち着いたときに考えると病気になってからこそわかったこともある。やっぱり症状のひどい時ほど心が敏感だ。お陰で見えなかったものが見えてくる。美しさやありがたい気持ちや、当たり前だったことがいかに大切だったかということ。逆に身近に思っていた人との、思いがけない心の距離を感じて悲しくなったり。今までの風景さえ違って見えだすし、五感から入ってくるものの感覚が少し変わる。どちらにしても色々なことに敏感になりすぎていて体が反応し辛いことが多いのも事実だけど、物事や周りが透けて見える。そして「これは苦手！嫌！」という部分に体は即座に素直に反応する。つまりは、それらを自分に知らせる合図が発作などの症状だ。今まで「嫌！苦手！」にあまり自覚がないタイプ程、合図が出る。私は特に「嫌！苦手！」の自覚が無さすぎたようだ。だから私は精神科の先生と話して、発作を『お知らせ君』と名付けた。お知らせ君は、私を守ろうとしてくれてる。奴は奴で私に教えようとしてるんだ。「君はこれは嫌いなはずだよ！こういうこと苦手なはずだよ！」と。だから『お知らせ君』とうまく付き合っていきたいもんだ。ある意味『お知らせ君』を目安に使えば、心に素直な自分の人生を送れるかもしれない。逆に自分がどうしたいのかわかるかもしれない。ちゃんと私が自分を守れるようになったら、『お知らせ君』は私とさよならするらしい。

2004年08月22日

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心の病って

まったくこの病気はやっかいだ！！どうしても行動範囲が狭まる。悔しい！今回はきちんとしたカウンセリングと通院でほとんど克服して発作らしい発作は減ったものの、とにかく、電車に乗って出かけるとか新しい場所に行くのには相当の勇気や覚悟が必要だ。気分転換に旅行！と言いたいが、旅行なんかとんでもない。何かあっても帰って来れないと思うとどうにもしがたいプレッシャーだ！何が腹が立つかって、自分に一番腹が立つ！何が怖いかって、こういう自分が一番怖い！だから苛立ちも焦りもある。そんな時に限って、変に心の病の線に触れてしまうような出来事も起こる。経験のない周りの人には怒るわけにも行かず、怒ったところでこの異様な感覚を伝えることは難しい。家族だってなかなかわからないんだから仕方ない。そしたら薬飲んで寝て、落ち着くまでにかなりの時間を要する。でもどうにか１日あれば落ち着いて割り切ることが出来るようにはなってきた。３歩進んで２歩下がるの繰り返し。でも１歩進んでいるさ！

2004年08月21日

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心の病で苦しむ方

パニック障害で苦しんでいる方、たくさんいるんだな～。私は５年目のセミプロ状態。５年間に２回の大きな発症。２回目はちょうど一年前あたりから。５年前は今より「心の病」に世間の注目は少なかったし、何より家族の理解がなかった。かなり厳しかった。自分自身も恐怖で驚くばかりで、病院も良いところを見つけられなかったし、説明もされない薬にも抵抗があった。「死ぬか！」と思ったこともしばしば。去年からの２回目はセラピストとして活躍している幼馴染に紹介された精神科に通い、きちんとしたカウンセリングと先生のお陰で、最近やっとその根底にあったものが見えてきた。根底に人それぞれの何かがある模様。それをカウンセリングを通して知って、一度向き合い、回避方法や回避できる考え方や物事の捉え方を習い始めたら、発作らしい発作も治まり、何より最近「私、よくこれだけ頑張っていたなあ・・・」と思えるようになってきた。今に比べると５年前の発症と昨年の発症、また、その間の無理してた自分は、「あれは明らかにおかしい！心の瀕死だったな！」と比較も出来るようになった。勿論、今も発作の前兆のような状態はよく起こる。でも、最近１０年ぶり位のちょっとしたスガスガしさが心に見え始めた。皆も諦めないでいてもらいたい。これから、私が病気を克服しつつある今までの過程を少しずつ記入して行こうと思う。

2004年08月20日

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